【紀陽銀行】
和歌山県唯一の地銀。県内シェアは断トツ。大阪にも展開。メイン化を軸とした本業支援に力点。(ヤフーファイナンスの説明より)
202403
・売上高 84,449 (百万円)
・経常利益 5,072 (百万円)
・当期利益 3,924 (百万円)
池田泉州銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、いろんな地銀で上場してるところありますが、紀陽銀行も含めてどこも地域経済の血液循環を支えている銀行です。なので、紀陽銀行に何かあれば和歌山のあらゆる企業が大変なことになるし、売掛金なども含めればうちも大変なことになるという銀行です。
にもかかわらず、田辺市上屋敷にあるとある社宅を見ると本当にびっくりします。
紀南文化会館の裏あたりのところで、ヘアーサロンタナカ上屋敷店のすぐ近く、喫茶順からもすぐ近くです。
和歌山県を支える紀陽さんがちょっとこれは・・・・・。
もう少しなんとかできるのでしょうけど、こういうのって公務員さんも同じようなもので、「おれらの税金でええところ住みやがってコノヤロー」というのは根強くあるもので、大阪で言えば最近ようやくきれいになりましたけど北区の天満警察もおんぼろでしたし、与力町にある裁判官寄宿舎もびっくりするくらいおんぼろ。今でも曽根崎警察は昭和時代の建物ですし、警察なんて特にやっかみは強そうに思いますが、紀陽さんはもうちょっとちゃんとしてあげてもいいような気もします(個人的な思いです)。
おれらの利息でええところ住んでおるのお~ と思う人もおるかもですが、さすがに最近の大学生の下宿先1Kでももうちょっと外観はましだと思いますし、紀陽内定貰ったという新卒1年生が、田辺寄宿舎来たら絶対に「お!これか!?」となるのは目に見えますので。まあよその会社のよその住まいをどうこういうのはおかしいのですが、あまりにびっくりしたので思わず「紀陽さんが?お!これか!?」となったので。田辺市役所も引っ越す前はおんぼろでちょっとした申請に行くと中は古くて電気は暗くて、お世辞にも立派な建物とは言えない状態でしたので、そのへんの忖度はわかるのですけど、今はかっこいいのに変わったのであと少し経てば紀陽さんもすごいのができるとは思っています。
営業関連のお仕事的には
紀陽銀行さんは和歌山県下ではトップの銀行さんですけど、入ってくる人材もまあいい人が入ってくるのと昔からあるのでというものもあって数字で言えば800億くらいの売り上げがありまして、和歌山経済を支えています。ちなみに銀行も当然競争社会なので、三菱UFJみたいに田辺支店統合で田辺撤退もあれば、新宮信用金庫さんみたいに地域の信金もあれば、農協もあるしきのくに信用金庫もあるし三十三銀行さんみたいに三重からお隣和歌山でご商売もあるわけなので、まあ群雄割拠なわけでご商売は小さいところでも大きいところでもどこでも気が抜けるものでもありません。
国だって経済においてはアメリカ中国などとの闘いですし、プロ野球選手でもチーム同士の戦いでもあれば1軍選手として出るか出れないかの瀬戸際なら選手全員がライバルにもなりますし、政治家なんかでいえば二階さんは引退しましたけど今度は世耕さんが臥薪嘗胆で選挙で勝利しましたし、大統領選挙もそうだしお医者さんだって弁護士だってお花屋さんもみんな競争社会です。
もちろん殴り合いのけんか競争でないですけど、競争の結果秀でることで収入や名声や信頼や地位も得られるので、より少しでも秀でて競争に勝つ必要があると思います。となると、いまこの仕事ビジネス自体もそうですが、結局勝てず負けると不幸が待っているわけで何としても勝たないといけないし、勝者と敗者は必ず生まれるんです。
同業者でも連絡がつかなくなる経営者もいますし、豪快に飛ばす会社もありますし、今後の人生はどうなるのかと心配になることもあるものです。
銀行さんなんかで言えば、信金と都銀と地銀さんなどで規模や営業手法も異なるとは思いますが、営業職で数字作れると重宝されるのはどの会社やどの仕事でも当然一緒のことであって、普通に大活躍する4番バッターが田辺営業所に5人でもいればそれだけで数字もあがるでしょうし、社内同士でバッティングしないようにさえすれば5人全員がヒーローになることもあります。
営業職に限りなく近い、採用人事も全く同じであって、優秀な人というのはナンボあってもええですからね、というのが経営の感覚です。
仕事の最初にこのことに気付いたのはやっぱりラッキーだったわけで、法学部出て法律勉強して宅建や行政書士など資格取っても活用せずに営業職希望したのはまさにこのラッキーを身をもって知りたかったわけで、こんだけ勉強して資格あっても専門職でない営業職に就いたのは、自分自身で全てを変えることができる専門職なのではという気持ちがあったからです。
総合職と言われるものには、人事、総務、経理、生産、設計、企画、開発、そして営業などなんかあるんですけど、営業職は自分で物事を変化させれるし、競争に勝てば利益も出せば賞賛を受けることができる=営業ができれば何でもできる、他の仕事はできる上司がいてその指導を確実にこなさないと減点評価を受けるわけで、全く異質の仕事と思うわけです。
そういうので根が営業なので、話が戻ってこの紀陽さんの建物でもぼくの場合は仮に新卒で入っても全くええかなあと思うんだろうと、家でくつろぎたいとはあまりないので、小奇麗にでもすれば十分でしょうし海は近いし、川も近いし、駅もまあまあ近いし、飲んで帰っても歩いて帰れるしいいロケーションに思います。ええ家が数字を生むわけでもなんでもないので、という思考なのと、普通にこういった下宿先あるだけでもまあいい会社さんなので、最近はもらうこと当たり前になった風潮で言えばこれでも十分いいように思ったりしています。
新卒で利益も何もうんでいない時点で、少し古い下宿先に文句言うような人は紀陽銀行さんところには入れない、まあそんな気もしますし、病院と一緒で病院が居心地よすぎると安穏としてしまうので、最低限度の食事はあったとしても、眠眠餃子もないし刺身もないし、焼き鳥もなければ麦酒もジントニックもないので早くシャバに出たい欲求が生まれると、病は気からなので人間元気になりたいと欲求が力を発揮すると思うのと一緒、早くここ出たい気持ちをわきたたせるのかも、です。ちなみに営業話に戻ると、司法試験なんかは上位20%とか上位1500人とか、限定された中での地位を争奪なのですが、営業職の場合には優秀なら上限関係なしというのが実にいいわけで、会社が傾いたときの発想で言えば野球で言う2軍選手や30過ぎになればまあ契約更新がない世界ですし、選手上限は決まっているのでどんなに頑張っても契約切れることもある世界ですので、うちなんかでいうデザイナー、プログラマー、ディレクターなんていうのは仕事が全くないと社内製造部隊は雇用が縮小することもある怖さがあるので、プログラマー10人のうち下から3番目なら何かあった時に自分に好ましくない矢が刺さることもあるんです。
そうはいっても人間怠惰な生き物なので、世間の常識とか会社の組織やルールとか風土だったり、お客の重圧や協力会社からのプレッシャーに家族の無言重圧によってようやく行動改善もなされるので、どこかからの重圧がなくなると急にしょうもない奴になり下がる可能性があるように思います。40代なっていろいろ見ていると30代の行動習慣なのですが、10年先を見据えて行動できてればとは思うもののそうでない場合には差が雲泥になってしまっていて、難しいなと思う次第です。客観的には今のままで物事が進むとは全く思えないのですが、気のゆるみや慢心に油断、現状維持は衰退の証です。
結局一生勉強、一生学び、スタンスでいかないとあかんというわけと思っています。