
門に芸妓さんシールありますが京ならでは

ラストに階段がまってます

京都を一望でき絶景
登拝 = 登拝は、山そのものが神聖な場所、または山奥に神社があるなど、自然崇拝が根付いた場所を訪れる、宗教的な登山です。今も昔も宗教心がそれほど強くないと自負してますが、初めて富士山登山して山頂で日の出を見たときには自然と拝みたくなりました、お日様に感謝、健康な身体に感謝、司法試験受かってないけどチャレンジできる機会に感謝、などなどで、これはやはり日本に生きて普通に生活しているとお正月初詣あったり、お盆はお墓に行ったりお葬式にはご焼香したり自然に馴染んでいるもののような気がします。
そんなわけで、意図として行うのは初登拝で火伏・防火に霊験のある京都の愛宕神社に登拝してまいりました。900社ある愛宕神社の総本山がこの京都愛宕神社でして、気温は下界の温度で34℃、上まで登っても26℃あったのでまあまあ危険度高い登拝にチャレンジ。愛宕神社は、火伏せの神として知られ、「火迺要慎(ひのようじん)」のお札を授与しているので、そういうのもあっておまいりに、3歳までにお詣りすれば火事に会わないとも言われるそうです。

愛宕神社二の鳥居、ここからスタートです
10時30分阪急梅田特急、嵐山11時20分くらい着、清滝行バスが11時55分、清滝着が12時25分。
登拝は表参道ルートからでして気合十分だったので、2時過ぎくらいに神社到着で2時間くらい、まあまあ頑張りました。二の鳥居の麓からわずか4kmの道のりとはいえ、標高は924mですが、標高差は800m程度あり、なかなか高低差がある山道なのでまあまあハードですし、とにかく暑すぎてファミマで買った冷凍ペットボトルが役立ちました。京都市最高峰の霊山である愛宕山、確かに修行です。
景色は京都の町が一望できますし、「火迺要慎(ひのようじん)」のお札いただけて御朱印ももらったので大満足です。
火迺要慎は「ひすなわちつつしみをようす」と読みむのですけど、火は生活に恵みを与えてくれるものである一方で、時として、全てを焼き尽くし、災いを呼ぶ存在でもあるから、ありがたく感謝をしつつも、畏敬の念をもって接しなければならない、という意味がございます。なるほどなるほど。
ありがとうございました、気温34度の夏場は避けてこようと思いますので、次回は紅葉が美しい秋シーズンに登拝したいのと、愛宕神社の千日詣りは7月31日なので覚えておきつつチャレンジしたいと思います。
『火迺要慎(ひのようじん)』のお札です。
防火、火伏に霊験灼たかな愛宕さんの代名詞といわれる御札です。
火は私たちに有難い恵みを与えてくれる反面、全てを焼き尽くし灰にしてしまう恐ろしい存在でもあります。「火、すなわち慎みを要する」火の中に特別な神威を感じ、火に対する畏敬の念を忘れずに生活してきた先人達の教え、戒めの言葉でもあります。
火事は怖いですし、こんな山中で火事になれば延焼して1週間燃えてしまうなんて事件にもなります。日々火に気を付けつつ消防署の方や、防火の仕事に就いて命をかえりみずに働く方に感謝しつつ、お守りと『火迺要慎(ひのようじん)』お札を買って帰ります。