岸和田だんじりやってまして、そういう季節です。
熱い男たちが曳きまわしするのですけど、岸和田出身なのにだんじりとは無縁の人もいまして、昔から全然やってないという方もいるわけです。どちらかというと内気、優しいけど迫力はない、女性的といえばいいけど決断力も統率力もなくスポーツなどやっておらず絵を描いたりなど内向的な性格、の方です。決して悪いわけではないですし、すごく昔のたとえ話になりますが三国志の曹操三男の曹植も文才あったけど自由人だったので組織に合わず冷遇されたなど、確かに仕方ないだろうなあというのはいつの時代にもあります。
なんとなくですがそういう子が増えているような現状で、うまくやれるようにするにはまず、不愛想ででも内気でもいいから何としてでも継続して頑張ることが最大限必要としたうえで、周囲がそれを許すか否かになると思います。優しく見守れたらいいですがそうでないと難しいのだと思っています、経営者同士話をしているとそのへん加減が分かる人が多いので、社員なんか見ていてもそのへんは致し方ないのだろうと感じるところです。ただし急成長する企業にはちょっとしんどいのだろう、とか、見守る大人がいなくなった際にどうなるかは課題も結論も先延ばしせざるを得ないのでしょう。
知り合いの会計先生が雑談の中で
「年末調整で30過ぎた引きこもりを扶養にしているケースはいろいろ察して辛いこともある」
など聞くと、勉強や体力だけでなく離婚で出戻りもあるので難しいものなのです。だからこそ、だんじりひいて秋は楽しむ、くらいでええのかなと。