40代になって気付くことも今になって気付くことも、人生においては恥と失敗だらけなのだと日々思うのですが、京阪特急乗ってこのあたりの淀駅から石清水八幡宮駅区間走りながら風景見ると、創業当時のあることをいつも思いだします。
創業当時なのでもう17年前になりますけど、久御山に営業訪問する際にどうみても場所的にはバスなのか車なのかという場所だったのですが、お金もなくてケチでもあったので八幡駅から走りました。
歩いて47分の3.5キロをスーツ着てランニングで営業訪問です、真夏ではなかったはずなので冬場だったような気がしますが、この木津川川沿いをダッシュしながらグーグルマップもないので、だいたいのカンで走って走ってたまに休んで走って走って、到着して無事商談も終わり「八幡から走ってきました」言うと親切にも淀駅まで送ってくれた記憶です。商談もうまく進んだのでよかったですし、お土産に大根もらえたのでさらになおよし、ですけど、次回は淀駅発バスになりました。
今考えてもバスでいい気もしますし、カーシェアリングもなかったので3.5キロ走らなくてもいいのですけど、懐かしく京阪特急で通るたびに思いだします。今やれというと修行になるのでしませんけど、当時30歳なってすぐくらいなのでなにかと世の中を知っておらず無駄なことばかりしてましたし、もうちょっとうまくできただろうと思うし、後悔してないですが若気の至りは多々ありました。その取引先も鬼籍に入り恩返しできてなかったなと電車で通るたびに思いますが、17年前の自分が恥ずかしいと思うのなら、今40代でももがいてる自分なんて60代、70代、80代、の先輩経営者から見たら「ハナタレ坊主」レベルの気がします。
人生の中で今日が最も若い日と認識して恥かいて生きていきたいと思います。
「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ」 渋沢栄一先生の言葉。