
年末の話ですが、取引先様より美味しいお米30kgをいただきました、ありがとうございます。
子どもはおもちゃもらったりお菓子もらったりすると「ワーイ!」って言って喜びますが、大人日本人はお米をもらうとなぜだかテンションがあがり「うお~!」となるのですがこれは日本人特有のものかもしれません。イタリア人ならスパゲティを30キロ分、御礼にもらったらたぶんテンションがあがり「うお~!」となるような、まあそんな歴史背景と文化みたいなものかと思います。
自分のような凡人の凡夫からすれば、仕事で一所懸命やって御礼に美味しいお米30kgもらえるような、顧客満足を超えた顧客感動を引き起こすことなどあまりないのですが、ちょっと喜んでもらえてたのかと思うと嬉しいものです。
凡人を自負しているので学歴もなく、特別なスキルもない以上、じゃどうやって仕事していくのだということになるのですが、
・結局は商品やサービスよりも自分自身を武器や商品と考えないといけないし、
・提案力やヒアリング力が圧倒的に鍛錬されるし
・どの業界でも活きていける「一般汎用的な能力」が身に着くし
・数字で評価されるので成長が可視化できることもメリットなのと
・結局は自分を売る力やセールス力は、営業力は一生の武器として使える
などというこの営業力、特に企業間取引における営業力は一生使えるし大事な能力と思っています。
そして車を売るとか、服を売るとかの有形材でなくて、成果や数字や広告などは無形商材で見えない部分で訴求力が難しくなるので、無形商材と法人営業ができれば、まあ何でも売れるというのは十分にわかりますし自分が通った道なのでよかったと思います。あまり伝えてないので秘密にしているわけでもないのですが、うちの会社で勤めるとかリクルート以外の本音で話す時に学生さんに聞かれたら、大丈夫だろうという人には
「法人営業で無形商材」でトップ目指すのがいい 断言しています。
地道な積み上げが貯まりますし、信頼と信用が積みあがりますし期待感と誠実さが売りになりますし、クリエイティブでなくても10年20年30年積めますし、何よりも音楽や絵画や野球などの才能と違って生まれつきのものでないので、後天的に努力と意欲で獲得できるので気合と努力で勝てることが魅力だからです。
10代で天才ピアニストや大谷翔平選手のような人はいますが、10代で天才的法人営業はいません。気合で1年程度で習得する人はいますが、40代でさっぱりな人もいる分言えるのは後天的鍛錬なのです。
きっぱり足を洗ったけじめと、弁護士ではない以上将来性に不安を感じたからです。
それならば伸びている市場、そしてベンチャー企業、と決めて希望職種は「営業職」でした。
それは26才で上場をしていたネット広告のサイバーの藤田さんの著書「ジャパニーズドリーム」の中に「営業ができれば生きていけるさ」という一文に強いインパクトを感じたからです。
https://jonetu-ceo.com/2009/12/2133/
マネジメント能力と営業能力は後天的に身に着くもの、これは非常に大事な言葉な気がしますし、後天的に身に着くのだから意識的に身に着けようと努力することも非常に大事だと思うわけです。プログラムだけを身に着ければそれでいい、という考えを持っている場合には、今はよくても後30年40年そのままではいけないと思う、とか、自分が40代になったときに部下に対しての影響や指導などもできないと、永遠に一作業員の地位だと会社として価値を見出せないと思う、とか、次の転職も考えるなら3年ベースに離れるのがいいと思うとか、周囲の環境や会社の方向性や市況に採用関係などをしっかりと見据えることは重要だと思います、等と外部からの情報を得ることはとても大事だと思ったりしています。なので対話や読書、自らの可能性を超える部分まで拡張すべきと思ったりしますし、外に出るべきとも思うわけです。
こんなこと書いているので、飛び込むタイミングも運も縁もよかったのだと思います。ジャパニーズドリームのおかげです。
話は飛びますがミナミの島之内で偶然先輩にお会いして、銀行に行くというので振込ですか聞いたら
「お年玉用ピン札用意しないと」言ってて、年末にピン札用意する先輩経営者さん、ご家族用なのか、スタッフさんなのか、社員なのか、お姉ちゃんなのか、なにかは聞けませんでしたが、まだその立場に至っていない自分はまだまだです。これも外部刺激。
