WEB制作会社 株式会社クレアネットの代表ブログ

読書感想文

永野重雄さんのわが財界人生

新日本製鉄会長の永野さんの1982年の著書、今から30年前の本です。
最近少しだけ古い本を読みますが、普遍的な部分が今の価値観を大きく変わっているのかと思いきやほぼ変化がありません。読む中で学歴社会の問題だったり、フランクな世の中になればなるほど古きよき日本の道徳心であったり家族の愛情だったりなどの正に「民法出でて忠孝滅ぶ」のようなことが書いてあったのですごく共感しました。
(民法は平等観念のフランス型の内容なので、その民法をそのまま取り入れたら忠孝が亡くなってしまう、と言う考え)

竜馬がゆく の徳川幕府の終わりの頃や、明治時代などの司馬良太郎さんの世界をみると納得することやルーツを感じますが、もう少し最近の話を読むとこれもすごく納得をするわけで。永野さんは戦争の時代を生き抜いたあと、何もない昭和時代から高度経済成長期を作り上げて進んできたわけです。あの頃と比べると今の時代など何もかもがありすぎて恵まれているとしか感じません、歴史の教科書でしかみたことのない闇市や規制の範疇にない取引など整備がないときにいろんな生きる術を作り出して今の日本があるわけで。

そんな意味で、昭和な人間な分1982年には生きていた時代ということで、いろんなことが納得して共感できます。
新書も好きですが、少しだけ昔の本を読むとこれも面白い。

関連しているブログ記事一覧

  • 記事を書いたライター
  • 代表の新着記事
admin

株式会社クレアネット代表、好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。最近はよく打つ、バンカー苦手。文藝春秋の『Sports Graphic Number』大好き。

  1. 1日に行う人の決断回数について

  2. WP Statisticsと、勝手に入るMonsterInsights

  3. 吹田メイシアターでの恐竜ラボ!キング・オブ・ハンターズ

  4. 交通安全祈願の成田山不動尊さんお守り

  5. 品川駅21時以降の新幹線とワークライフバランス

  6. 静かに退職する若者たちを読んでみた

  7. LINEでのリッチメニュー作成について

  8. 工藤孝太選手は今年ギラヴァンツ北九州

  9. 大阪場所で山坂神社には、九重部屋~千代雷山が相撲稽古

  10. 会社の変化と最初の約束について

自己紹介

好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

サッカー採用エントリー

固定ページ

RELATED

PAGE TOP