熊野九十九王子の一社として栄えた王子です。
古代から中世にかけて花山法皇、後鳥羽上皇など歴代上皇や貴族が、近世では紀伊藩主や田辺領主をはじめとした多くの人々が参詣したと言われます。熊野九十九王子には、天王寺あべのにある、阿倍王子神社のところにある阿倍王子もその1つでして、熊野詣は大阪から始まるのですが、天満橋のあるはちけんや、あの船着き場あたりが窪津王子になります。京都から船で来てここで降り、熊野詣が始まります。キャッスルホテルのあのへんです。
特急くろしおで田辺向かってくると、朝で晴天ならこのへんでスピードを落としてガイダンスが始まったりします、ウミガメの産卵地なんです。
写真のとおり、この美しい砂浜を昔の人も絵で描いていたようですが、ほんといい天気で砂浜も海も空もきれいでして、素敵でした。