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ファン・セオリーの活用方法とその実践

『上記の動画は、そんな人々のジレンマを解決する一つのアイデアとして、2009年にスウェーデン、ストックホルムにあるodenplan駅で行われた有名なプロジェクトだ。「どうやったら駅の利用者はエスカレーターではなく階段をもっと使ってくれるだろうか?」この問いに対して提案されたのは、シンプルだがとてもユニークなソリューションだった。

動画を見れば一目瞭然、階段をピアノの鍵盤に見立てて、階段を上がると音が奏でられるようにしたのだ。結果、なんと普段より66%も多くの人がエスカレーターではなく階段を利用するようになったという。

このプロジェクトを仕掛けたのは、世界を代表する自動車ブランド、フォルクスワーゲンだ。上記の動画はフォルクスワーゲン・スウェーデン社が提唱する「ファン・セオリー」というプロジェクトの一環として行われた実験で、「ファン・セオリー」とは、一言でいえば「楽しさ」こそが人々の行動を変える一番シンプルで簡単な方法だ、という考え方のことを指す。』

楽しいや面白い、と感じる行動が人の変化を生み出す、話です。階段で音が鳴ればみんな階段を使います、セレッソ長居スタジアムのJR駅近くでは階段に絵が書いてあったり選手が描かれてあったり駅に着くだけで楽しかったりがあります。会社のイベントなどや何か催し物でも「参加者が少ない」、となげく前にこういったファンセオリーに沿ったものは結構あります。ラジオ体操のはんこもそう、子供だとシールなんかもそう、盛和塾大阪なんかでも出席数に応じて階級があって、たくさん出席すれば階級も上がりますしその階級の中でも経常利益が一定以上になるとさらに階級が上がる、というものでした。

特段興味もなかったのですが、普通に参加しているといつの間にか上がっていたりしてこれはこれでファン・セオリーでした。「あの人は今5段か・・」とかとかも含めて誰が考えたのか知りませんが、ラジオ体操のはんこと同じく納得ですし、JCなんかでも初年度はそんな感じでいろんな行事を参加せざるを得ない制度でしたのでこれはこれで納得。もちろん会社組織でもそう。

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株式会社クレアネット代表、好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。最近はよく打つ、バンカー苦手。文藝春秋の『Sports Graphic Number』大好き。

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