藤森神社は、淀川の畔にある鳥飼(鳥養)地域の氏神(産土神)です。
御成敗式目の「神は人の敬によって威を増し、人は神の徳によって運を得る」
第一条の「神社修理し祭祀専らにすべき事」の条文に標記されています。この敬神の心は室町幕府・戦国の分国法、そして江戸へと受け継がれていきます。
神様も人も相互作用した、神と人との関係が的確に述べられています。
この言葉自体は大鳥神社の万力権祢宜さんインタビューにありました、すごく納得していい言葉だなと感じていたのですが、大鳥神社さんのサイトにも紹介ありましたが、御成敗式目に原点がありました。
人が誰も来ない神社はいずれ力を失ってしまう、おまいりや初詣にお祭りなどの人が集まることで神様も力を得るのであって、人と神は連鎖発展していくのだ、なのですがこれは会社も組織も何でも全く一緒だと思うのです、会社も組織である以上、人が集まりお互い支えあって力を得るものであるし、人がいなくなれば組織もなくなります。
摂津の藤森神社さん。
藤森神社さんには併設して、こどもの杜藤森学園があります。
子どもたちの楽しそうな声と共に境内には保育園児たちの遊具がたくさんありますので、きっと朝とかお昼休みは境内を園庭の代わりに遊んでいるのでしょう。セミ取りしたり虫を探したり、紫陽花を楽しんだり、たのしい保育園生活があるんだと思います。確か福島区の下福島天神社さん、下の天神さんでも保育園が併設してまして、おまいりにいったときには元気な歌声が聞こえてきていいものだと感じたものです。
初願成就の絵馬にお願い事を書きました、毎回同じことを書いているので変化がないのですけど、人は神の徳によって運を得ることができればいいなと、思っています。