
熊野古道は田辺市を通る中辺路がメジャーで後白河法皇も33回熊野御幸されたということで、碑もあったりするのですが、他にも道があってその道というのが5つあります。
熊野古道5本の参詣道が広がる紀伊山地
・中辺路(なかへち):平安貴族の公式ルート
・大辺路(おおへち):紀伊半島を南下する海沿いの道
・小辺路(こへち):山越えが必要な上級者コース
・伊勢路(いせじ):紀伊半島の東側を通るルート
・紀伊路(きいじ):大阪から和歌山西部をつなぐ南北道
・大峯奥駈道(おおみねおくがけみち):吉野から熊野本宮までを結ぶ修験道

くろしおで大阪田辺間など走るとそんまんま紀伊路を通ったルートになるのと、田辺から勝浦行く際も311号からの168号線通ったらそのまんま中辺路ルートになるので、これまで何回行き来したんやという気分でもあるのですが、その中辺路でさえまだ川の熊野古道は走ったことないし、神倉神社の御燈祭り(おとうまつり)に参加してないとかで、しっかりと中辺路の魅力を感じ取れて会得した感がありません。ましてや伊勢路などはさっぱりですし、大峯奥駈道は吉野の金峯山寺あたりなんかはわかってても大峯のほうは玉置神社までしか参詣もできてません。
大辺路は富田坂と安居の舟渡と周参見くらい、小辺路は間違って高野スカイラインあたりに降りてしまったくらいと十津川村ちょこっと寄ったくらい、全然知りません。
やはりこれは中辺路、大辺路、小辺路、伊勢路、大峯奥駈路全制覇をしたいのが夢です。特に修験道は千日修行などを知ると、葛城山とか金剛山とかダイヤモンドトレイルあたりも修験道で山好きにならざるを得ません。
とりあえず、冬の護摩壇山にいつかチャレンジしたいと思います。
また、大峯奥駈道は吉野から熊野までの約170km、役行者が8世紀初めに開いたとされる修験者の修行の道なのですが、地域名自体が、大峯山寺、洞川温泉、山上ヶ岳、行者還岳、弥山、八経ヶ岳、などなどに女人禁制もあって、冬の豪雪時などはさすがに無理でしょうけど、タイミング見てちょくちょく行きたいと思います。玉置神社から本宮大社ならまだ日帰り往復でも行けそうな感。

