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「比較優位」の考え方で見れば貢献がわかる

仕事は、すべてにおいて能力が劣る人でも上手に分業することで、すべての人の生産性を向上させることができると言う話です。
この背景にある原理が比較優位の考え方。

「比較優位」の例題で言えば、制作の仕事にデザインの仕事があるとして、この仕事をAさんとBさんがしているとします。
仕事のクオリティやスピードで言えば、Aさんのほうが経験が豊富でAさんはBさんの数倍のクオリティやスピードで仕事ができるとします。そして、デザインの仕事でも「創造的な仕事=サービスの強みや弱み、競合比較、レイアウトや配置など考慮する仕事」と、「補助的な仕事=創造的な仕事の内容を元にバナーを作成したり画像を補正するような仕事」 はあるとします。

【Aさんの仕事】
創造的な仕事 は Bさんの 5倍の能力
補助的な仕事 は Bさんの 2倍の能力 でできるとします。

この場合にBさんの仕事は全くいらないのでしょうか?そんなことはありません。
AさんもBさんも24時間と言う時間に制約があります、全体的に見て成果をあげるには、Aさんは創造的な仕事に力を注ぐことができるように、Bさんは補助的な仕事を行い両者が分業して仕事をしたほうがいいんです。

なので、Bさんの能力がAさんより低いとしても全体的に見て成果をあげるにはBさんも当然必要、という話です。これが、「比較優位」の考え方で見れば貢献ができるというものです。

何かで見たので若い頃からずっと覚えていたのですが、新人の頃などは成果を上げれないのが普通なのでこの比較優位の考え方ばかりを意識して仕事していたのを覚えています。また仕事で成果を上げれないので場を盛り上げるとか、頑張る意欲などの雰囲気だけは出すとか、いわゆる新人さんらしい態度とかそんなもので周囲にプラスになるようなこと、そんな意識でした。比較優位の考え方で行くからこそ、企業間でも「役に立つこと」がたくさん見えてきます。

企業間での「比較優位」。

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自己紹介

好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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