







北野天満神社は治承四年(1180) 福原遷都に際して平清盛公の命により、福原の都の鬼門鎮護・禁裏守護のために京都の北野天満宮を勧請して社殿を造営しお祀りされたのが始まりです。
境内中央には、寛保二年 (1742)に建立され、昭和60年に神戸市の伝統的建造物に指定されております拝殿があります。
拝殿とは祭礼儀式を執り行ない、御祭神を拝するところで現在までに、平和を願う北野国際まつりなどでの民俗芸能奉納や、神前挙式の誓いの場としても多くのご参拝者、崇敬者とその歴史を歩んでまいりました。
永い歴史の中では、神戸の大空襲・大震災や大水害にも持ち堪え、氏子をはじめ崇敬する多くの方々の ご支援により、都度復興を成し遂げてきました。その中で、天明七年(1777)、明治二十一年(1888 大正二年(1913)、昭和五十七年(1982)と立派に大修復がなされ、二百八十年余り大切に来る令和十二年には、北野天満神社が御鎮座八百五十年を迎える事となります。
大阪市北区にも北野地域がありまして、北野命名はこの神戸北野天満神社からが所以だそうですが、昔の地名はなかなか面白かったりします。北区なら堀川、北野、滝川、豊仁などで小学校名ついてるからわかりますけど、北野病院あたりがなんで北野なのか知らないですが、ちょっと地元の方は堀川あたりとか滝川のほうとかを使ったりするので愛着も多いのだと思います。
地元とか土着とか言いますけど思い入れのある故郷と、地元の英雄がいたり活躍する人がいるとうれしいものですので、そういったところまでを踏まえるのも仕事では大事なことだと思います、会社さんでも規律の乱れや業務の雑さが業者から見ても感じるくらいのところはあるけど業績はいいという会社さんと、やっぱり品格があるように感じる会社さんといろいろあるのですが、品格なく業績いい会社はいずれは落ちますので、人の振り見て我が振り直せ精神で精進したいと思います。
