


同社本殿の西側に、正行の母・久子を祭神に祀る摂社「御妣神社」があります。
貞仁両全とは、「貞」(正義と節操)と「仁」(思いやりと慈悲)、そして「両全」(偏らず、人格と人格を両立させること)を兼ね備えたあり方や、それを体現した人物像を指します。母親(楠正成の妻久子)と子供(楠正行)の像です。
桜井の駅で別れた10日後の場面で、父親である楠木正成が神戸で戦死してその首が届いたのを見て、正行が短刀で自害しようとする所を母親(久子)に思いとどまるように諭されている場面の像ということです。
ちなみに、忠考両全の像は桜井の別れです。
四条畷神社は紐解くと大楠公と小楠公さんですが、まだまだわかっていないことや気付くことがいっぱいあります。
ついでに飯盛山向こうの楠公寺、階段あがって八大龍王にもおまいりしてきました。
あと、栄久堂吉宗さんでまんじゅうもゲット、飯盛山まんじゅうもいただきましたが美味でした。
