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佐伯祐三の「テラスの広告」うちわ (裏は大阪万博バージョン)

今年のうちわは大阪です。

絵画販売ドットコムですが、佐伯祐三の「テラスの広告」です。
深い赤味を帯びた褐色の画面、看板に綴られた激しくうねる文字、早逝の画家が自らの命を燃やし尽くすようにして描いた最高傑作です。
「テラスの広告」の魅力は色彩です。暗く沈んだ画面ながら、どこか暖かみが感じられるのは、佐伯の色彩感覚のなせる業。カフェの看板に描かれたシュールな文字も、何かを訴えかけてくるようで、佐伯祐三の代表作です。

ちなみに佐伯祐三は大阪市の北区、明治28年中津生まれで生家はお寺でした。東京美術学校を卒業後、大正12年にパリへ渡り開花しました。佐伯祐三は、パリの街並みに魅せられ、精力的に制作に打ち込み、カフェや街角の風景を好んで描きました。キュビスムの影響を受けつつも、独自の画風を確立して、独特の色彩感覚と、力強いタッチは、見る者に強い印象を与え、見る者を惹きつけた。しかし佐伯祐三は元々身体が悪く、結核を患い、昭和3年パリで30歳の若さで旅立ちました。佐伯祐三の短い生涯で、多くの作品を残し、日本の近代美術史に大きな足跡を残しています。佐伯の生家は光徳寺さん、中津に今もありまして、富島神社さんの裏です。

佐伯で言えば、和歌山県の田辺市美術館は佐伯作品の、「リュクサンブール公園」、「工場」、「扉」を管理しています。
すげえぜ、脇村さんの力なのでしょうか。

裏面デザインに関しては、KPIはハッピーにした企業数 KPIは Key Performance Indicator、目標達成に向けて、その進捗状況を定量的に評価する際に用いられる指標=重要業績評価指標、です。顧客のハッピーを追求し満足いただくことで、自社が発展し成長するという当たり前のことですが、原点に立ち返って顧客満足を追求する姿勢を表しています。暑い夏には日本古来のうちわで涼を取るのが基本ですね。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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