市野々王子は12世紀初期の巡礼記に登場するそうです。
熊野で最も古い王子社(熊野の御子神を祀る神社)のひとつです。「市」が入った神社の名前は、この場所がもとは市場としての役割を兼ねていたらしく、那智大社さんのお膝元にあるのでその場所的にも納得です。四日市、八日市、廿日市、歴史学ぶといろんな市の町が出てきますが、市野々もその1つだそうです。
ちなみに最後の多富気王子は、大門坂歩いていくと出てきます。衣装着替えできる茶屋過ぎて夫婦岩のちょっと行ったところあたりです。
まだ市野々王子から少し歩きます。
参照 市野々王子跡(熊野参詣道 中辺路) | わかやまの文化財