サッカーなんかでもよく見るラッピング自販機ですが、にぎわい市場の自販機はまぐろです。
生まぐろの町那智勝浦
と書いてます。
仕事しているとわかるのですけど、基本なんでもそうですが明確なニーズが人はありません。
ご飯なんか典型で、今日は寒いからうどんにしようと思ってても新しくオムライス屋オープンとか発見して、なんか雰囲気よさそうと思うとそっちにいくようなものです。日ごろから価値観を明確にして物事を決めることはまずしませんし、明確にしてから強く行動することも少ないものなので、寒いからうどんという価値観は一瞬にして崩れ去るのが普通なのです。これが旅行なんて特にそうなのですが、なんとなくという雰囲気にどんどん流されますし、自販機なんかでもなんか面白そうだからこっちで使うなんてこともよくあります。
勝浦漁港にぎわい市場なんかも、なんかまぐろおいしそうだから、で来てもらえればOKです。
無理して寿司も無理して刺身も食べなくていいですけど、美味しそうなまぐろ丼見て朝11時だけど食べてみよう、くらいなものでいいと思います。旅行だとこういうのが楽しいのと、ちょっと美味しくて浮かれて生まぐろも大きめの買っていいと思うんです、旅行で浮かれないと人生どこで浮かれるのだ?とも思うので。
そうやってちょっと浮かれたお客さんに対して、お金は多少高くてもいいので商品悪くてぼったくるのではなく、「何これ、めっちゃうまいやん」という感情を与えていけば、期待値以上のものになるのでいい顧客体験になります。