教育理念である「社会有為の人材育成」は、学校法人追手門学院の教育理念である「独立自彊・社会有為」に基づくものであり、いかなる時代、いかなる環境においても、国家および社会における指導的役割を果たしうる人材の育成を目指すという崇高な矜持から導かれたものです。
創造性を基盤とした高い学力を養い、不屈の体力と意志力を培い、豊かな愛情と気品を具え、愛国の情熱をたたえつつ、国際的に活動する指導的人材を育成するという教育指針のもと、子どもたちの未来の礎となる大きな志を育てます。
上記は大阪城隣にある追手門小学校の教育理念です、独立自彊=独り立ちして、他者に惑わされることなく、強く生きること、ですが、社会のお役に立つには多くの人の反対に合うこともあれば、自分の意思を変えねばならないときもあるのでしょうけど、強く生きるためには孤独を選ぶことも1つの独立自彊であったりもします。高いところを目指せば自然と周囲は反対したり批判したりするものです、この理念の中の「国家および社会における指導的役割を果たしうる人材の育成」というのもまたいい言葉です。
お医者さんでもいろんなお医者さんがいますが、小さな島で町医者を行うドクターコトー先生のような医者もいれば、ブラックジャックのようなお医者さんもいますし、自らが医者を選ぶことができるのならば、町医者も素晴らしくドクターコトーも素晴らしいですが、世界的な発見で多くの命が救われるような研究開発に力を注ぐお医者さんもまた、国家および社会における指導的役割であったりもするわけです。有名な中学とか高校とかの名声よりも高い志が最も大事なのでは、と親の立場や教育の立場からはこれが嘘偽りのない本音だとそう思います。
戦後すぐに命を落とした少年や青年、神風特攻隊として散っていった若者、和歌山護国神社に立ち寄るとそういった戦争で逝った英霊がたくさん祀られています。
平和な今に生きている以上、英霊に感謝をして国家および社会における指導的役割を果たしうる人材になるぞ、と強い気持ちで学びを得てほしいなと、子供たちには心から思います。その頑張りや姿勢もまた、奉仕の精神を身に着けるには必要なのではないかと、人に与えるにはまず自分が強くならないといけないので。