WEB制作会社 株式会社クレアネットの代表ブログ

未分類

杉原千畝~種をまき続ける人

歴史的人物伝記、今回は杉原千畝(ちうね)さん。
第二次世界大戦時にドイツから逃げてきた難民に大量のビザを発給し、多くの人々を救った人物、です。よく日本版のシンドラーのリストと言われます。

外交官であった杉原千畝さんは、このビザ発給時の問題としては、ユダヤの迫害で逃げてきた人々に対して日本政府の者としてビザを出すのかどうか悩ましい立場であったことと、独断で現場サイドでよきと思われることを行動できるかどうか、という点が問題にありました。詳しくは本を読んで欲しいのですが、こんな問題に直面して悩みを抱えるだけでなく、自分の判断と行動1つで多くの命を救うのか救えないのかという状況判断は困難なことはすぐに推測できます。

判断に迷ったときにはいろんな判断基準があります、全体を想定するのか個人の意思を想定するのか、その決断が正しいかどうかは誰も分からない場合には特に、です。
自分が同じ立場であったときに同じ行動ができるのか、と考えたときにその判断と行動の偉大さが見えるわけです、書いたビザは6000人にのぼるといわれますが、6000人の命を救いその子供子孫が杉原さんに感謝を述べる姿を見ると、人間の価値というものを真剣にやっぱり考えてしまいます。

杉原千畝さんの映画でなく、「シンドラーのリスト」は1994年封切りなのでこれは学校で見たような記憶があるんですが、今でも印象に残っているシーンがあります。
シンドラーに救われた子孫たちが、シンドラーさんのお墓に石を置いていくシーンです、ラストシーンです。日本ではなく向こうではお墓にお水でなく石を置くのですが、一度しか見たことない映画でもしっかり覚えていますし、シンドラーが行ったことで多くの人が今感謝をしている、死んでもこのようにありたいものだと思いますし、生きているうちが丸儲け、生きているうちに多くの種をまき続ける人でありたいなと。

■ シンドラーのリスト

関連しているブログ記事一覧

  • 記事を書いたライター
  • 代表の新着記事
admin

株式会社クレアネット代表、好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。最近はよく打つ、バンカー苦手。文藝春秋の『Sports Graphic Number』大好き。

  1. 知らなかったけど東横インは宿泊に朝食付

  2. 赤い銀行が田辺市から消えた話

  3. 初めての1kmマラソン無事完走

  4. ホンダモビリティランド株式会社さんの鈴鹿サーキット

  5. 潜在的顧客層へのアプローチ

  6. 和歌山県の販促ツール作成支援補助金

  7. 社長は話好きなのでというので3時間コース

  8. クリスマスプレゼントとか、そういったプレゼントなど

  9. 経済評論家の父から息子への手紙~上位互換がいることで生物学的安心がある

  10. ネームコーリング効果とひのとり

自己紹介

好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

サッカー採用エントリー

固定ページ

RELATED

PAGE TOP