大阪環状線で朝夕でなくても時々混んでたりするのですが、前に子供を抱っこして乗って来たお母さんがいまして、人も混んでいるので座れないのでだっこしたままだったのですけどあれは絶対にきついんです。
5キロ10キロ15キロ、20キロ、25キロ、30キロといろいろありますけど、抱っこひもを卒業してからの育成時期にでも片手だっこしますけどなかなかきついし、この暑さなのでとにかく暑くて暑くて汗でべちゃつくので冬場ならぬくいから重宝しますけどあれはきつい、かつ、環状線1駅分と言っても2分から3分、4分あるので揺れる分またきついから翌日に応えます。
そんなわけで席を譲ろうと思い、座っていた坊主に「変わってあげて」言うとすっと立ち上がって、そのお母さんと子供に「どうぞ」言うから珍しく頭ぐちゃぐちゃになでなでして「ナイス!」と褒めてやりました。子供抱っこして腰がパンパンなってる姿を不安見てるのもあるのでしょうけど、自分より年下には優しくする男らしさが身に着いたのか、大変そうなお母さんに同情したのか、抱っこしてわがまま言ってる娘ちゃんに理解を示したのか、父の普段の姿を見ているからなのか。成長するものです。
そんなわけでその坊主を連れて宇治の平等院鳳凰堂、10円玉のデザインのあの鳳凰堂見学来てみました。
藤原頼道が作った鳳凰堂で京都から少し離れているのでいわば避暑地のバカンス、みたいな場所なのですけど何十年ぶりで見ましたが、やはり鳳凰はキラキラのぴかぴかで観光客も多くて、中の内覧というのがあったのですが待ち時間が多かったのでここはまた次回。
宇治神社があったので「ここの神様は、堺の仁徳天皇陵の兄弟だった神様」と説明しましたが、あまりほわんとして理解してなさそうだった分、平等院鳳凰堂は世界遺産、仁徳天皇陵も世界遺産、原爆ドームも世界遺産、奈良の大仏も世界遺産と説明すると知床、白神山地、屋久島行ってみたいとか言うので、そっちは自然遺産のほうやなとか思いつつうまいこと言って、発心門王子から熊野本宮大社まで歩かせてやろうと思います。あの楽々コース当たりから沼らせてやろうかと、その前にまずは交野山くらいから。