紀州のドンファンさん。
このあたりでは有名なドンファンさんなのですが、亡くなってもう5年も経つとそういえばそういう事件もあったなあと風化していくもので、ドンファンさんの近くでは今大きな病院建設中で、東部小学校地区かつ高雄中学校高校内の同郷としては季節の移ろいを感じます。結局事件がどうなっているのかわかってないのですが、ドンファンさんの邸宅はあるものの仕事場はなんか閉鎖ぽくなっています。別にドンファンさん、悪事を働いたわけでもないのですけど著書2冊を拝読するとなかなかのアグレッシブさでもあって、というところです。
経営してるとまあいろんな出来事に出会うわけで、多少の悪事はいいですが世の中にはとんでもないほど邪悪だなあというケースや人物もいるので擦り傷はいいのですけど、再起不能な致命傷だけは気をつけていますがドンファンさんなんかで言えば、仕事もすむ世界も感覚もまるっきり違うのでたぶん致命傷にもなるんだろうなとかとか感じるものです。結局ドンファンさん亡くなって田辺市に相続財産を寄付するとかなって、奥さんが揉めたりなんかあったと思いますけど、一代で仕事して高齢なっても頑張って最後財産を生まれ育った田辺市に寄付するって、この行動だけを見れば素晴らしいことだと思います。
最後の最後まで走りきった人生だったのだろうなと、自分でやり切る力とか晩年なっても情熱的に仕事も生活も走る力というのは生きる淵源が相当違うんだろうと、敬意を持ちます。
これって教育なんかでは身につかないことでもあると思うので、自分で勝手に進む力というのは育めないのと同時にできることは背中を見せたり、楽しそうにやっているのを見せるだけでは、と感じます。