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聴く力に思考する力とマネジメント

日本強かった、で優勝したWBCで栗山監督の手腕が取り合げられてました。
自主性に任せて、選手を信頼して任せる監督の力量、大谷翔平選手にダルビッシュ選手も栗山監督でなかったら参加してないかもしれないですし、優勝した手腕はやはりすごいものだと思います。こうなるとよくある、次の監督はどうするとか、監督のカラーなどの話に関するやつです。

ちなみにちなみに、日本代表くらいの監督レベルと現場サイドからの管理監督は本当に違うので、ここはいろんな部分で物事差し引かないといけないという落とし穴があります。
選手が優秀で自分で考えて自律的に動いてくれるときにはいいのですけど、通常は自分で選手を選ぶことできないですし、与えられたプレーヤーからなんとかやりくりを行いながら何とかしないといけないというのが普通に思います。選手を勇気付ける積極的な快活なポジティブシンキングと会話、そして選手を信じつつ責任は自分が負うスタイル、誰もが話しやすく温和でチームの和を重んじる雰囲気など、リーダーシップというよりも選手に慕われながらも結果を目指すマネージャー像というのが栗山監督のイメージです。

ただし、ここに落とし穴があって。

試合の予選ででも負けて敗退すれば自分のクビが飛ぶ、選手も終わる、みたいな状況下では選手の潜在能力を100%以上引き出すことに専念しますし、自分の誇りを持って戦うみたいな状況下を作らないといけないのでチームの和を作るのが当たり前ですし、メジャーでも国内でも怪我したら絶対に困るみたいな要求は絶対受けてそうですし、その中で結果を出そうとすると自ずから監督マネジメントも変わると思います。ましてや試合は数試合しかないですし、練習期間もなければプライドも高い選手ばかり。優秀な選手がいれば舵取りに専念するだけでいいと思うんです。

しかししかし。全くそうでない場合には、手取り足取り時には叱りながら褒めながら怒りながら寄り添いながら、チームも個人も引き上げようとするとあっという間に1年が過ぎます。さらに1年で音をあげて離脱も増えます。これは想像力の問題にもなるのですが、金も資本も人も顧客に対しても責任を負うという立場の経営者がマネジメントする場合、プレイングマネージャーだと思うので、人に任せて失敗して顧客からクレームになるのなら人に任せるメリットが希薄になります。大谷翔平選手が仮に監督みたいなもので、試合に出るわマスコミにPRするわ、テレビに出るわみたいな状態が、中小零細企業の経営者と思うので。

中小零細企業の経営者さんなんて基本優秀で仕事ができる人が多いから、いろいろ話を聴いていると、育児と一緒で思い通りにならんと言って育成を諦めてるケースと、その結果として採用に全振りしてるケースと、社員教育などに力を注ぐケースといろんなケースがあるんですが、基本自分以上の人は来ないと思考してることは多々感じたりします。あくまで聴いてると思考を感じる、という話です。どうしたら強い組織が作れるかは大事な視点ですが、強い組織作れたら強い会社である、というわけでもないので、このへんのさじ加減が実に難しい。

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株式会社クレアネット代表、好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。最近はよく打つ、バンカー苦手。文藝春秋の『Sports Graphic Number』大好き。

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