大祓は6月晦日と12月大晦日の年2回行われ、半年の間についた罪・穢れを、身代わりとなる人形に託してお祓いし、清々しい心身に立ち返るための神事です。
大神神社でも6月30日なのでその準備されていました。
神社など巡りますが自分には霊感は全くないと思ってて、三輪山の奥津磐座まで登って来ても霊を感じるとか空気が違うなどあまりわからないのですけど、崇敬する場所には人々の想いがあってそこに神様はおられると思います。サッカーの神様、経営の神様、トイレの神様、神様は心の奥にもおりますし、いつも見守ってくれてますし、ちょっと悪いことしたらもう助けてくれないとそっぽ向かれる、そんな想いはあります。
ちなみに、大神神社は三輪山そのものが御神山であって、頂上の磐座に大物主大神、中腹の磐座には大己貴神、麓の磐座には少彦名神が鎮まっておられまして、三輪の朔日詣りが有名なのでまたその時にはおまいりに来たいと思います。
古来この三輪山を御神山として崇めたのはわかります、熊野も滝に岩など自然崇拝であって、お社も大きな木を改良してできたものが由来だったり、大きな神社に行くと樹齢数百年の木々があってしめ縄されて御神木がおられますけど、その生命力自体が拝む値打ちがあると思うんです。耳成山、畝傍山など展望台から見えました。
神社は氏子さんも参拝者さんも誰も来ないと力が出ないのです、お客さん扱いではないですが、多くの人が集まることは善きことであって。
「祭りは祀りから来ています。祀りはまつろう、つまり集うことです。人が集まり神を祀ることで神は力を増し、神の居る場所に寄り合い手を合わせることで人として生まれた使命や運を全うできる」
和泉国一之宮、堺の大鳥神社の万力権禰宜さんの言葉です。