大阪市無形文化財指定にもなっている神農祭、その神様の少彦名神社さんですけど、少彦名命(すくなひこなのみこと)は古事記や日本書紀にも記載されている日本医薬の祖神で、神農炎帝は中国の中国医薬の祖神ですのでお薬の神様なんです。道修町は薬品会社さんが多いのも、秀吉の政策で集められた歴史があります。道修町漢方薬局が目印に大きくありますし、道修町通なんかも知ってる人は知ってる、わけでして。
道修町=どしょうまち
大阪は繊維とか商社とか電機とか有名な企業も多いですけど、この薬も非常に多いんです。
武田薬品さん、田辺三菱製薬さん、アステラスさん(藤沢、山之内さんも大阪だし)、あと道修町由来でなくてもロート製薬さん、参天製薬さん、正露丸の大幸薬品さんとか大阪由来の企業がすごく多くて、これもこれですごく誇るべき歴史だと思います。神農さんにはそういった会社さんの提灯や旗に製品などがずらっとありました、岩瀬コスファさんに白石薬品さんもあってなんか嬉しいものです。
日曜日でも本当にお参りの人が多かったのと、ビルの合間にあるのでなかなかの環境ですが、薬品会社さんの医薬品など見てると薬の世界もすごいなと思ったりします。
病気平癒、無病息災のお参りも終わりましたが、やっぱり健康第一です。