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『人材嫁ぐ』にみる堤さんの激高

言葉の仕事に関っています、営業なので商談でも本音本気度合いで仕事しますし、採用なんかでも当たり前のように言葉の1つ1つに意識が高まって聞くし話すものです。
広告も「言葉」の仕事だし「コトバ」の仕事だし「詞」、「言霊」、などなどニュアンスが変わる変化を敏感に感じるものなんです、言葉は。

そこで有名なイトイさんの、
「『人材、嫁ぐ。』 これは、昔、ぼくが書いて没になったコピー」
の話です。どんな話かというと、コピーライターだった糸井さんが、西部の堤さんに「人材嫁ぐ」というキャッチコピーで提案したところ、堤さんが激高した。

「仕事が大好きで生産性やら効率やらのことばかり考えている西武百貨店のお偉い方々は、『ああ役立つ人材が嫁いで行く』というふうに見ているんですか?」

これは広告に関わる仕事してるとガツンと来ます。人材を嫁ぐ感覚で物事をえらいさんはみている、そのように受け取った広告をみた人が揶揄されてもいいのですか?(スタッフに向かって)そのようなことに気付かないのですが!
という話の内容です。優秀とか成長性とか言葉を使いますが、最終嫁ぐんでしょ、という考え方が透けてみえる、という意味で、これは実に共有したい話です。

最近でいうと、案件35件あって土日も仕事で究極忙しいときに
「今5件なんですけど結構パンパンです、忙しいです」
と同行客先で顧客から忙しいの?の返答にこんなことを言ってしまうことの是非は本当に問いたい。とかいろいろあります。

裁判官は200件くらい案件あるとか、橋下弁護士の書籍には案件200件持ってたとか、紛争などの大変なお仕事相談を200件なので並大抵の仕事量でもないなとひたすら感心したことがあるんですが、自分の仕事量である案件多いことは「うちちゃんとできるの?」感はどうしてもでてしまいますし、案件少ないと「頼りなさそう、うちちゃんとできるの?」同じことになります。

けど、5件をアピールすることで何が得られて、何の損失がうまれるのかは想像できないんだろうなとぼんやり聞いていました。他社への思いやりや自社スタッフへの配慮、これは場数もあるものなので。
多さをアピールするのも大事な場合もあるし、そうでない場合もあるし。忙しい?の回答に対して「おかげさまで」と言えば正解なのかもいまだ不明といえば不明。

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株式会社クレアネット代表、好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。最近はよく打つ、バンカー苦手。文藝春秋の『Sports Graphic Number』大好き。

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