




御柱祭(おんばしらまつり)は、長野県の諏訪大社で、7年に一度(寅と申の年)に、直径1メートル・長さ17メートルの巨大なモミの木を山から切り出して、社殿の四隅に建てる神事です。次回は2028年(令和10年)です。
神体山の信仰が上社はありまして、上社の御神体は守屋山という山であって、その麓に社殿が建てられています。大神山などと一緒です。
豊かな社叢に覆われた境内は荘厳な雰囲気、一年を通じて参拝者が絶えることがありません。本殿はなく、幣拝殿の左右に片拝殿が並ぶ独特の配置です。戦国時代、武田勝頼が造営した社殿は織田信長の軍勢によって焼き払われましたが、天正12年(1584年)諏訪頼忠が上社を再興。現在の社殿は天保9年(1838年)に諏訪立川流の二代目立川和四郎冨昌が棟梁を務めて建造されたとのことです。
御柱祭では、せきを切ったように約100メートルの斜面を豪快に滑走、迫力満載です。もちろん女人禁制で子供もダメ。
危険でしょうという意見はあるのは百も承知なのですが、岸和田あたりのだんじり見てるとまあこんなものなのでしょう、と受け入れておったりもします。
木落し坂は行ってなかったので残念。
