株式会社クレアネットの代表取締役ブログ

ビジョン・ミッション

自分だけが大変になったときに、信頼は崩れる

人間関係が崩れるきっかけは大きな裏切りもあるのですけれども、それだけではありません。
相手の努力を軽く扱い支えてもらっていることを当然と思ったりや、ないがしろにするなどの信頼が多少欠くような行為の積み重ねによって、それまで協力してくれていた人の気持ちが離れていくことがあります。

これは会社経営にも通じる話だと感じていて、仕事でも経営でも自分の苦労は、自分が一番よく知っています。
どれだけ悩み、時間を使い、我慢しているかなどは自分が知っているのですが、相手の苦労は目に見える部分しか分かりません。その違いを忘れると「自分ばかり負担している」「相手は大したことをしていない」という考えに傾いてしまうということになります、仕事でも営業には営業の苦労があり制作には制作の難しさがあるのは当たり前です。事務でも周囲が気づかない調整や確認があります。経営者には資金繰りや雇用を維持する責任があります。立場が違えば、見えている景色も違います。

そこで必要なのは苦労の優劣を競うことではなく、相手が何を引き受けているのかを理解する姿勢です。「自分も大変だが、相手にも事情がある」と考えられるかという大事な視点、その一歩が協力関係を続ける土台になると思います。
これは横だけでなく上司と部下でも同じであって、上の立場や何かをまとめることに関して全く未経験の場合に非常に苦労するのがこのあたりです。親の苦労子知らずと同じように上司の苦労なんかは新人部下の時点では、永遠にわからないと思いますので、ここが転職を繰り返す社員を敬遠する理由だったりします。いわゆるテイカー気質しか持ちえないというものです。一方で何度説明しても責任を他人に向け自分の要求だけを通そうとする関係には、線を引く必要があります。誰かが我慢して埋め合わせる状態を続ければ、誠実に働く人から疲弊していきます。経営者が守るべきなのは声の大きい人の満足だけではありません。

ただし相手を「こういう性格だから」と決めつけるだけでは問題は整理できません。確認すべきなのは、約束を守ったか、説明を受けて行動を改めたか、周囲への負担を減らそうとしたかという具体的な事実です。改善への意思は、言葉よりも、その後の行動に表れます。そして、この視点は経営者自身にも必要です。「自分が一番責任を負っている」という自負が相手の意見を聞かない理由になってはいけません。指導のつもりで自分の都合や感情を押しつけていないか。立場が強い側ほど、振り返る必要があると感じます。信頼は、過去の貢献だけで維持できるものではありません。日々の言葉と態度で積み重なりもすれば、失われもします。
支えてくれる人への敬意を忘れず、改善に向き合う人には機会をつくる。同時に、負担を押しつけ続ける関係には区切りをつける。その両方を引き受けることが、組織を預かる経営者の責任だと思います。思ってるのですがもちろん行動と日々の仕事と感情の中で揺れ動きつつ、日々反省です。

どう見ても自分のほうが10倍は業務あるけど、「今忙しいんです」など部下が言ったときにどうするか? なんかが試金石だったりします。
今は明確な結論が出ていますが昔はこれで悩んだものですし、最終的には経営では強い組織が必要なので無理強いしても無駄、という点は完全に理解できるようになりました。いいも悪いも「今忙しいんです」は絶対に言えない性格でもあるので「今忙しいんです」言う時点でしっかりと推測と経験則を踏まえる先回りが必要であって、「今忙しいんです」を言える性格は一生治らないという理解も大事。

自己紹介

趣味はマラソン、サッカー、御朱印集め。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく歩き、よく仕事し、よく経営する。常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を行う。勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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