株式会社クレアネットの代表取締役ブログ

サッカー・フットサル

「自主性」と「主体性」は似ているようでまったく違うという話

組織づくりを考えるうえで、「自主性」と「主体性」の違いは非常に重要だと思っています。
自主性とは、やるべきことが決まっている中で、自分から進んで行動することです。たとえば「この資料を今日中に作って」と言われ、催促される前に仕上げる。これは自主性です。一方、主体性とは、そもそも何をすべきかを自分で考え、判断し、その結果まで引き受けることだと思います。

会社でも、上司が細かく指示を出し続ければ、一見すると仕事は回ります。しかし、「次は何をすればいいですか」「これで合っていますか」と、すべての判断を上司に求める組織になってしまえば、社員自身の主体性は育ちません。教えれば教えるほど成長するとは限らず、教えすぎることで「自分で考える機会」を奪ってしまうこともあります。

これは子どもの教育でも社員教育でも同じでしょう。こうしなさい、これはダメ、正解はこれと大人や上司が先回りすれば失敗は減ります。しかし同時に自分で考え選び、失敗し修正する経験も減ってしまいます。経営者や管理職の仕事は、すべての答えを教えることではありません。目的とルールを示し「あなたならどうする?」と問い一定の範囲で任せること。その判断が違っていればなぜ違ったのかを一緒に振り返る。そうした積み重ねによって初めて「自分で決める力」が育っていくのだと思います。

会社が成長すれば、社長一人がすべてを判断する経営には限界が来ます。社長の指示を待つ20人より、会社の目的を理解して自分で考え動ける20人のほうが、組織としては圧倒的に強いのが事実。
人を育てるとは正解を渡すことではなく、自分で考えて決められる人を増やすこと。
「教える」から「考えさせる」へ。組織を次の段階へ進めるためには、経営者自身がこの価値観を変えていく必要があると感じます。

自分自身の経験でも教育指導は受けるものの、最終的な判断や決断は自分自身というのが当然と思って進んできたのもあって、結果的には自己決定権を阻害することはよくない、いいも悪いも自分で決めれば納得できることと、最終的には土壇場の力も出るものと確信しています。親は先に死ぬのが自然の摂理なので。

1.乳児の時は、肌身離さず
2.幼児の時は、肌を離して手を離さず
3.少年の時は、手を離して目を離さず
4.青年の時は、目を離して心を離さず

 このへんの上手な距離感が大事だとは思っています。目を離して心離さずが難しいのですが。
社員との関係性も同じで、ここは15年以上も経営しているといろんな経験を元に思考できるのは、やはり年の功だし大事なんだろうと感じるわけです。

自己紹介

趣味はマラソン、サッカー、御朱印集め。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく歩き、よく仕事し、よく経営する。常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を行う。勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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