株式会社クレアネットの代表取締役ブログ

ビジネス

裁判所見学に実習生と一緒にいってみた

裁判所が会社から歩いて10分くらいなので、傍聴見学というものに行ってみました。
学生時や勉強時にはしょっちゅう行って自分を鼓舞してましたが、まさかそのときこのような形で再度傍聴に来るとは思ってもみなかったのの、やはり一緒に来た実習生も思い思いに感想を言っていて大きな学びの機会なのだと感じます。特に刑事事件では被告人がお縄に繋がれて法廷に入って来ますし、警官の方も絶対に逃がさない勢いでの体格なのでもうそれだけでも多々感じます。

司法試験で言えば勉強して合格して司法修習生として2年間研修所で勉強して、ようやく実務に入るのですがこの時点ではもちろん使い物なんかに全くなりません。学びと実務は違いますし同じ組織でも場所場所でやり方も違うので、即戦力なんてなれるはずないというところから積み上げていきます。なのでときどき弁護士先生でも検事さんでも若い新人かなという方が付き添いでいたりも当然します、まあこんな世界です。そう考えたら勉強も大してせず、大学でも学ばず、新卒で大きいとこ入って1年くらいで退職する若い人いますが、ほんとにいろんな意味でもう少し頑張ってほしいと思います。

即戦力言って即戦力気分で入ってきても価値を生めるはずないのと、最低時給で3か月後に判断してくらいならまだしも、膨れ上がった自我を一度割って他者評価で大きくしないとから回るのが想像つくので、もうその時点で「本気で仕事してる先輩や同僚に失礼、給料泥棒で役立たないのに」という下足番くらいのメンタルに落とさないといけないのですが、まあ難しいのだろうなと感じますから、褒めて伸ばすことをええ加減に転換期を迎えるのも成長かと。
裁判では、百科事典くらいの鈍器になるような資料を準備して付箋貼って詳細を記憶して話するのですが、その資料を見るだけでも実習生にとって学びになると思ってますし、このような案件を多いと100件、普通でも数十件担当してるというと自分の仕事量の少なさに唖然となるのもまたよき、です。

人に無能と言われるのは誰しも避けたいのですが、絶対に勝てないという圧倒的な力量は自分のちっぽけさを照らし出してくれるので、常に謙虚になれます。悪いことしたらあかんです。

自己紹介

趣味はマラソン、サッカー、御朱印集め。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく歩き、よく仕事し、よく経営する。常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を行う。勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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