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読書感想文

明治と言う国家

今回読んだ本は明治と言う国家、司馬遼太郎さんの本です。司馬さんは記念館もあるんです。

■ 司馬遼太郎記念館
で明治と言う国家の内容ですが、上下巻あわせて一気に読みました。
旅行の際に読んだので隣で米兵の方がビーチボールを本気で楽しんでいるような光景が目に浮かびます。

で、明治時代を司馬さんが読み解いているのですが、一般的な社会通念というものが明治・大正・昭和・そして平成と受け継がれていくのですが、この明治と江戸時代には隔絶された大きな文化の違いがあります。

契約とか髪型とか食事とかではなく、政府が大きく変わり欧米との関わりも変わり、正に暗闇に一寸の光も見えないような状態に近いところから文化が創られていったわけです。不平等条約の改定など問題も多く、西郷の征韓論から政権が変化し、江藤の乱や城山での自殺などに、大久保の暗殺と激変した10年間、があったわけです。

勝海舟や西郷隆盛、大隈重信に伊藤博文など歴史上の人物は当然ですが、今の日本の礎は明治時代に大きなものが完成したのでは、と思えます。そのへんを司馬さんならではの深い考察と意見を述べられており、日本論、日本人論としていい参考になる本だと感じました。
話は変わりますが、日本の政治はどうすべきか、日本の福祉は、日本の教育は、日本の今後の成長は、など日本というものははるか100数年前を振り返るとそこにルーツがあります。昔を見てそして今を見る、「歴史は繰り返す」という言葉に従えば、必ず連続的なものが生まれるような気がしてなりません。

SEOコンサルタントとしては、会社という1つの船を動かすには、その下にのっかかっている日本と言う船の進行方向を見ないわけにはいきません。
また日本という船の歴史を振り返れば、同じ人間が動かす会社と言う船も同じ原理原則がどこかで発生するわけです。私が深い提案を行うために、会社の歴史を知りたがるのはそういった視点・観点から、という理由です。

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