
最近「責任から逃げる弱い人が増えた」という話をよく見かけます。ただ、ここでいう「弱さ」は腕力や性格の問題ではなく、責任や覚悟を引き受ける姿勢のことだと思います。
嫌なことがあれば逃げる、何かあれば他人や時代のせいにする。もちろん逃げることが必要な場面もありますが同時に「逃げることで将来どんなリスクを負うのか」を考える視点も必要です。
今ここで逃げれば10年後どうなるのか。20年後、30年後にどんな差になって返ってくるのか。人生の岐路に立ったとき、挑戦しなかったこと、踏ん張らなかったことが後悔にならないか。今は正論そのものを口にしづらい時代でもあります。だからこそ誰かに言われるのを待つのではなく、自分で調べ、自分で考え、自分なりの答えを持つことが大切なのだと思います。
そして、これはAIの使い方にも通じます。AIを「答えを出してくれる便利な道具」として使うだけでは、本当の価値は引き出せません。大事なのは、自分の中にある考えや違和感、価値観をAIとの対話を通じて掘り下げ、まだ言葉になっていないものを言語化することです。
ちょうど8月ということもあり、戦争や事故などで若くして亡くなった方々に思いを馳せる機会も増えます。生きたくても生きられなかった10代、20代の人生を考えると、いま与えられている時間の重さを感じます。だからこそ、若いうちに失敗を恐れず、我武者羅に何かへ立ち向かうことにも意味がある。挑戦して傷つくリスクだけでなく挑戦しなかったリスクも確かに存在します。
AI時代だからこそ問われるのは、AIの性能ではなく、自分自身の軸です。何を考え、何を恥じ、何を大切にし、どこでは逃げ、どこでは踏ん張るのか。その判断を他人任せにせず、自分の言葉で考えられる人ほど、AIも人生も強い味方にできるのだと思います。仕事だけでなくいろんな場合に逃げる方がいいケースもあるとはいえますが、その判断を自分自身に委ねる以上リスクであって、憂鬱な時ほど前向きな発言と積極的な行動のほうがいいのでしょう。結果としていい行動結果と自分の糧になると思います。若者の転職事情など詳細は知りませんしいろいろでしょうけど、見知らぬ経営者が同情しても若者にとってプラスにもマイナスにもならないので、そういうときほど「AIは答えを出す道具ではない」前提で聞いてみればどうかなとは思っています。
高卒で就職しない、専門も大学も行かず週数回のバイトを行うリスクはどんなリスクでしょうか?
お金、就職、キャリア、将来、経験、交友関係、結婚、介護、周囲の環境までリスクを1000文字で並べてみて、と調べるととんでもなく正論が並ぶので全く関係ない自分が見ても納得しかありません。また自分の希望として「実家を離れたくない」など入れるとさらに詳細が出てきますが、明確にリスクも出してくれるのでほんとに自分の覚悟が見え隠れします。仕事もしないバイト暮らしの男なんてただのヒモ、10代20代セーフでも30代なるときついのと、「この状況は恥」と思わない時点でダメな気もするのですが、恥と思う点が違うと泥棒してでも自分がよければそれでいいとするのでこの辺は今までの思考形成や環境要因などにもよるので。
