「遥かなる甲子園」は30年以上の漫画ですがコミックスで会社の書庫に置いてまして、これは1964年の沖縄での風疹流行により聴覚障害を負った子どもたちが、北城ろう学校で硬式野球部を設立し、甲子園を目指した実話を基にした物語です。
1964年、アメリカ統治下の沖縄で風疹が大流行し、アメリカ軍を通じて沖縄の多くの妊婦が感染し、耳や心臓に障害のある子どもが400人以上生まれたのです、その子どもたちが通っていたのが「北城ろう学校」。
「遥かなる甲子園」は、甲子園を夢見ていた生徒たちが実際に体験したことがモチーフになっています。
遥かなる甲子園。
沖縄のろう学校(耳が聞こえない生徒のための学校)で高野連にすら参加していないから甲子園予選にも出れない。
その状況から甲子園を目指す先生と生徒、親たちの戦い。
涙が出すぎて読めなくなった。#ガチで泣いた漫画教えて選手権 pic.twitter.com/qaytuHQfjM— 貧乏パパ (@poor_papa77) January 15, 2024
8/23沖縄尚学 甲子園決勝
栄町市場中が、固唾を飲んで観戦中です実況を浴びながら、今日読みたい一冊を並べています!
『遥かなる甲子園』山本おさむ作
聴覚障害者のために建てられた「北城ろう学校。そこで高校野球に夢を賭ける、生徒、教師たちの姿を描いた名作。
全巻セットで販売中⚾️☀️ pic.twitter.com/JqmQsSEIA4— 栄町共同書店 (@sakaemachi_bc) August 23, 2025
『遥かなる甲子園』全10巻セットあります!沖縄のろう学校の生徒達が野球部を作り、甲子園を目指す名作マンガです。#栄町共同書店 pic.twitter.com/tIt49tkwxg
— 栄町共同書店 (@sakaemachi_bc) April 4, 2025
沖縄尚学高校野球、甲子園優勝、おめでとうございます。
沖縄が日本に復帰したのが1972年、その前に沖縄から甲子園に出場したチームがあり活躍して沖縄の人たちも本土の人も応援したのですが、この高校生たちが持ち帰ろうとした甲子園の砂は検閲で持って帰れなかったそうです、というのは遥かなる甲子園で読みました。和歌山県民が智辯を応援するのとはまた違う歴史と背景があるからこそ、ふとふと「遥かなる甲子園」思いだし再読してみました。
小学校のときに漫画で読んで学校で授業として上映もしてたのを覚えていますが、今はキンドルでも読めるので便利です。