・納品のない受託開発
・著者の倉貫義人さんはTIS
・TISは独立系SIER 連結で売上5000億に利益が600億 単独で2500億に利益が300億
・キャッシュレス決済や電力のようなインフラから、産業・公共を支えるサービスまで
・社会基盤をITで支える会社
・オファリングサービス21、BPM7、金融IT19、産業IT22、広域ITソリューション30
・セルフマネジメントのプロセス
・面談もリモート、リモートハッカソン、社長ラジオ
・新人リモートはNG
なかなか特徴的ですし、可能な人材とビジネスモデル自体が可能なモデルにもなっていると思います。特に納品ない受託開発はインフラ系なら必要な事項にあっていて、うまくいくのだと感じます。
確かにこういう会社ならできるんだろうなあ、ですが、うちではまず難しいです。そもそも「セルフマネジメントのプロセス」踏める人材がいない、自分含めて怠惰なのでセルフマネジメントができるのはごく限られた、それこそ倉貫さんのような京大卒などの自らを律する人だけで98%は無理です。私自身経営者ですが自分で自分を怠惰な堕落した人間の自覚あるので、基本的にセルフマネジメントを期待するのは、わんこの前に餌を置いて「待て」いうようなものです、待ちません。
あとは、事業形態自体が決済や電力のようなインフラなら可能ですが、そうでないなら納品のない受託開発は無理です。
また事業規模でインフラなど関われないので、納品のない受託開発のような顧問弁護士のような体制づくりはごくごく人的関係で成り立つ以外は事業の再現性が生まれません、要するに単発で終わるのが見えているのと、しっかり継続構築するには相当グリップ握らないとできません。
前にリモートワークに関して記載していました
それなりに企業経営すると無理と可能の見極めはできます、これはうちでは無理ですので読んでも意味がありません。これは何でうちだと無理なのかと思考しながら読むのは意味あるのですが、リモートリモート言ってた企業も事務所借りてしまったりしてるのを見ると、事業規模の成長を目指すのならまあ難しいものです。特に自分のようなマネジメント能力などが長けてないと、それなりに対面でマネジメントの仕組み作らないと保持できないのと、そもそも、リモート社員は完全業務委託などの外注としてコントロールするほうが、正社員雇用で成長寄与まで1年待つよりもずっとリアリティあるのと、そもそもリモートだと雇用したい気持ちにもならないというのもあります。
まあそのへんはいろいろですが、良書もあてはまらないとあまり面白くないものです。