ただの観光で来てしまった書写山ですが、一隅を照らすを発見してようやく比叡山延暦寺の最澄で天台宗と知りました。
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」一隅とは片すみや自分のいる場所。一人ひとりが自分のいる場所で一隅を照らしていくことこそが私たちの本来の役目であり、それが積み重なることで世の中がよくなるという事です。魚には魚の、お坊さんにはお坊さんの、営業には営業の、社長には社長の一隅がありますので、その場所その場所で必死のパッチで働くことこそが大事という内容でして、与えられた場所で花を咲かせることの大事さを説いているわけです。
盛和塾で井関先生が言っていた言葉です。一隅を照らす。
『一燈照隅』=比叡山延暦寺を開いた最澄が唐から持ち帰った言葉とされており、「一隅を照らす灯は、最初は小さくとも、それが百、千、万と増えれば国中を明るく照らす」と解釈されています。
世界を変えるサービスではない、日本を代表する会社でもない、世の中を劇的に変化させる技術でもない、けど、少しでも顧客のためにできることで貢献し満足してもらう会社創りをする、そんな会社やそんな会社を目指せ、ということです。
もう終わってしまったオリンピックですが、マラソンスイミングという競技を発見しまして水泳を10キロ泳いでマラソンのようにタイムを競う競技ですが、10キロ2時間くらいで泳ぐわけです。
最近の身体のなまり具合がひどくて、プールで1キロくらい頑張って泳いだら、肩の関節と首当たりの筋肉が激痛が走るようになって、こんだけで筋肉痛と関節痛ということは上半身がだいぶ衰えてるなあと痛感してたときだったので、2時間10キロ泳ぐってこれはまたすごい競技を発見しました。出場してる選手は正に一隅を照らす、です。
西国三十三所観音巡礼、には紀三井寺や粉河寺もあるのでいずれは巡りたいですし、圓教寺も時間なかったのでまた次回。
書写山ロープウェイは実に楽しめました。