仕事のことで。
人の事業や人の会社のビジョンや集客や将来など真剣に考えるのですが、自社のことになるとたぶん顧客以上に考えてないような気がしてならない、と本当に思ってましてこれこそ「医者の不養生」というものかと感じているのはあるのですが、なんでなのかというとそういう仕事でずっと来てしまってるので仕方ないとも思ったりします。
回りまわって結局自分に返ってくるだろうということでまあいいのですが、仕事の中でもいわゆる「先生」と呼ばれる職業の方に出会うことがあります。保育園の先生もそうですし、小学校や塾の先生などもそう、またお医者さんなども先生業ですし、税理士の先生なども先生と言われる職業になりまして、多くお付き合いがあります。
元々自分自身はIT業界に魅力があって職に就いたわけでもぜんぜんなくて、中学校や高校時代にはITなどなかったというのが実情なので成りたかったのは「小学校の先生」でした。体育やってサッカーしてチームの監督になって、教え子がまたえらくなってその子供をまた教えて、みたいな先生になりたいと思っていました。何でというと魅力あふれる先生がいたことと、地元だと「この職に就きたい」というようなモデルケースはなかなかなくてわからなかったというのももちろんあります。
教えた子供や教え子が大きくなってまた挨拶や葉書をもらったりする、というのは先生業の醍醐味と思います。特に、やんちゃしてた子なんかが真面目になったりもよきですし、真面目な子が一所懸命頑張ってお医者さんになって地元に帰ってきて地域医療に貢献するなんかもまたよき、そんな先生業はいい仕事と思いますし、それが先生に成りたかった理由でもあります。
先生で言えば、大阪医科薬科大学の小児心臓血管外科、根本先生の記事を見ました。
200年止まることのない人工心臓を埋め込んだ「死ねない身体」のディスプレイを監修した大阪医科大学胸部外科学教室の専門教授である根本慎太郎教授は、テクノロジーの補助によって、ただ“身体”に栄養を送り、呼吸させ、生かし続けることは、現代の医学でも可能。https://t.co/5i7FcoAXeN pic.twitter.com/VBTfs99jHL
— June (@Junika2022) January 2, 2021
先生の記事はメディカルノートにもあります。
「治療前の子の顔も、亡くなった子の顔も、一生忘れない」
https://medicalnote.jp/doctors/stories/1
退院おめでとう!お手紙嬉しいです!また会いましょう! pic.twitter.com/420N9xQDMp
— 根本慎太郎 (@shintaro_nemoto) June 15, 2018
子供の命を救う小児心臓血管外科のお仕事なのですが、やはり人の命を救う仕事は尊いもので、どんな職業も貴賎はないと思いますが、心臓血管外科や脳神経外科など手術のちょっとしたミスで命が失われる仕事は非常に尊いと思います。その中でも、「小児」という子供だけでなく小さな小さな生まれたての子供というより赤ちゃんを手術する先生の仕事は、やりがいはあるとはいえやはり大変と思います。
ちょっと前の話ですが、ひょんなことから仕事で「脳神経外科」の医局に行く機会がありました。秘書の方と打ち合わせの間中隣で先生が昼飯食べてたのですが、手術の動画を見ながらご飯食べてて、その時間の使い方や情熱や自己研鑽にはびっくりしました。私は手術のシーンはさすがにテレビがまっかっかなのであまり見ることはできませんでしたが。
学校の先生など先生と言われる職業にもいろいろあるのですが、やっぱりいい仕事と思います。