事業をしていると、「優しく教えてくれる人」と「厳しく指摘してくれる人」のどちらがありがたいのか、考えることがあります。
もちろん人柄の良さは大切です。ただ、本気で事業を伸ばしたいのであれば、耳ざわりのいい言葉だけでは足りません。「ここが甘い」「もっと数字を見た方がいい」「その考えでは伸びない」と、時には厳しく言ってくれる人の存在が重要です。実際、成果を出す人ほど、優しさよりも成長につながる指摘を求めているように感じます。趣味ではなく事業として取り組む以上、最終的に必要なのは売上や利益、そして結果だからです。
もう一つ大切なのが、一定期間は圧倒的に行動することも大事だと感じています。新しいことを始めても、すぐには結果が出ないことが多い。数週間や1か月程度で「向いていない」と判断するのではなく、まずは3か月ほど集中してやり切る。特に最初の2か月は、結果が見えなくても種をまき続ける時期です。営業、採用、SNS、Web集客、新規事業、などなどどれも同じで、ある瞬間から急に反応が変わることがあります。それまでに積み上げた量が、ある日突然つながる。だからこそ、成果が出る前の期間を耐えられるかどうかが大きな差になります。
そして営業を長くやっていると、最後は「運」の存在も無視できません。
提案内容も金額も問題なかったのに、突然予算が凍結されたり、担当者が退職したり、会社の方針そのものが変わったりする。どれだけ努力しても、自分ではコントロールできない出来事は必ずあります。
だから成功している経営者や営業なんかが神社へ行く気持ちも、最近はよく分かります。
やるべきことを徹底的にやる。
厳しい意見から逃げない。
一定期間、圧倒的な行動量を積む。
そして、最後の最後、自分ではどうにもできない部分だけ神様にお願いする。サッカー協会でもW杯前に熊野詣しますが同じ心境なのでしょう。今年も山本正邦さんが熊野本宮大社に来ていました。
「勝因は十分な努力、敗因は祈りが足りなかった。」
もちろん冗談半分ですが仕事というのは案外、努力と実力、そして少しの運でできているのかもしれません。
「人事を尽くし天命を待つけど、尽くしきるまで無駄にあがきまくる」人間なので無駄だろうがあがきますし抵抗しますし、受け入れる素養はあっても尽くしたと完全納得するまでは死ぬ気で暴れます。
