
世の中で一番楽しく立派なことは、一生を貫く仕事を持つことである 慶応大学福澤諭吉先生の言葉です。
これはいい言葉でほんとにしっくりきます、仕事を通じて誰かを幸せにすることもそうですが、仕事を一所懸命すれば必ず自分に返ってきますので四の五の言わずにいい仕事をすることに専念するのが正解と思います。悪い人がもっと楽したらいいとか卑怯なことしたらええとささやきますしそれもわかりますが、子供にも親にも恥ずかしくない仕事をすべきだと思いますので夜の仕事が絶対に悪とは言えないのですが、長く続かないのはそういう理由なんです。
人は弱いものなので詐欺も窃盗も横領も背任も当然あるのですが、詐欺も窃盗も横領も背任を重ねて重ねて人生を生き長らえたとしても最後にはどこかで報いを受けるものではないか、みたいなものは何となくわかりますし、若気の至りや自分が飢えてしまいそうな場合には動機に共感得れますけど、そうならないように努力するのも人間なので、致し方ないものです。
「給料をもらってから働くのか、働いて結果出してから給料もらうのか」
といえば経営側からすれば当然、働いて結果出してから給料もらう仕事でないとやっていけないのですが、従業員で会社に価値を生まない社員なんかは前者でして、何も価値は生まないものの必要な事項だけは要求する人なのですが大多数はそんなものです。だからこそ、主体性をもって個人として雇用の恩に報いようと思う人材なんかはどの場所にいても重宝されるのだと思います。起業当初などは仕事でお金をもらわずに無料で奉仕するから、その代わりにこいつ信頼できると感じたら仕事仲間などを紹介してほしい、という信用を得ることを第一にした営業活動したので、幸いにも顧客の縁が広がったのですが。
世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
教育の目的は、自分の人生を立派に送り、自分を高めることである。これは人が最大の幸福を得ることにつながる、福澤先生の言葉です。
教養がないとやっぱり人生ミスしますし、物事の道理を知らないと経営も事業も上手くいきません、というのが経験則でも実に納得できます。
「信用は実に資本であって、商売繁栄の根底である」現代も企業にとって大切なものは信頼であり、それは財産である。それこそが商売の繁栄の基礎であるということであって、利他の精神、単に自己の利益のみを主とし、利益を得んがために、商売をなすというならば、すなわち報酬を得たいために、職務を執るというに同じく、つまり報酬さえ得れば、職務はどうでもよいことになる、ということもすごくわかります。自分だけがよければいい発想だと仕事は尻すぼみになりますし、もらった金よりも何倍もの価値を生むので信用が発生すると思っています。こんなことを知らずに理解もできないから新人社員の扱いに困るのではないか、教育を受けていなければ学ぼうともしない姿勢にも課題があるのではないか、いろいろと思うのですが、自分にできることは経営を伸ばすこと。
・世の中で一番楽しく立派なことは、一生を貫く仕事を持つことである
・世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事である
両方ともすごく大事です、教養は日々身に着けてきたもののまだまだ未熟で教養が足りないと反省することも多々ありますし、「何を言うのが知性、何を言わないのが品性」という言葉もあるように知性も品性も教養がないと残念なことが多くなります。採用などまさにこれで正直に言えば優秀な人や経歴がすごい人を採用することも大事と言えますが、『伸びる人』を見抜くことが最も大事と思うわけで、会社に10年いて経歴が長いとしても実は実力だけで言うと3年も経過していない経歴の方のほうが優秀、ということは多々あります。伸びる人は未来を見て行動していて、素直に前向きに会社にある資産や技術を吸収すれば絶対に伸びるわけなので、伸びる人のほうが1年目はまだまだとしても2年3年になれば圧倒的に成長する、というのが自分自身も経験している持論だったりします。
なんとなくですが、この業界なんかで言えばそれなりの知識を得たとしても、知識を得る環境を整えたとしてもしっかりした動機がなければ、自己保身のようにふるまい始めて会社成長にも寄与しない人材になるような気もしていて、求職時にも会社の代表としては、対応があまり好ましくない質問のオンパレードになるような気がします。労働条件が永遠続くような場合なんかはまさにそれなのですが、女性に年齢聞いたり職種聞いたり結婚願望聞いたり、恋愛経験数聞いたり貯金額聞いたり年収聞くのと同じくらいの感覚なのですが、自分が古いのかアップデートできてないのかわかりません。
「残業はありますか?」
「有給取得率はどのくらいですか?」
「退職率はどのくらいですか?」
「昇給率はどのくらいですか?」
「新卒は何人くらいいますか?」 などなどです。
労働条件の回答はするのですが、会社の代表なので会社の成長を日々考える側からすれば、元々派遣で働いていた方はまず労働条件を気にする傾向が強いから仕方ないにしても、こういう人は結局自らが会社に貢献する立場になっていないので、労働条件ありきで物事を考える分、うちではなくて早く大手企業に行くべきとも思います。正直あまり雇用したい気にならないという、会社の代表側の視点に全く立ってないのがきついのです。夢持って頑張って成果出す社員には居心地いい会社にしようと進めてますが、最初から成果出すのは難しいので環境整えますが最後は自分の努力1つで結果が変わる世界です。
「世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事」
でもあるので、自分自身教養がなくて恥ずかしい思いを多々していますけど、就職活動時の失敗は10代20代でめいっぱい体験して教養を身に着けておいてほしいなとは思います。30代、40代にもなって「教養のなさ」を感じられるのはちょっとまずいので、自戒も込めて。
AIに代替される人材として事務系、エンジニア系、法律系、と統計出てますし、マイクロソフトでも9000人リストラ発表されてAIに代替されて、今後どんどん人材コストが下がっていきます。自社でもAI活用によってやっぱり生産性が上がってますし、もっと活用方法が進化すれば生産性向上は間違いありませんので、労働条件ありきで物事思考するような求職者の場合にはまずは業務委託のほうがメリットであると確信していますので、以前より採用だけで言えば門戸が狭くなってますしそれでも生産性からすればむしろ向上が可能です。
おんぶにだっこの社員がいない分、重荷を背負うこともがなければ負荷もない分生産性あがるので。
求職者さんと話する機会があるのでここまではお伝えしないですが、多少は振れることあるので、世知辛い世の中ですがリアルな現実を踏まえて、夢持って頑張ってほしいなと思います。AIの進化なんてムーアの法則以上に進化してるので求職者の人間も頑張ればいいんです!
