WEB制作会社 株式会社クレアネットの代表ブログ

読書感想文

30キロ過ぎで一番速く走るマラソンを読んで考える


● 30キロ過ぎで一番速く走るマラソン

高橋選手の監督で有名な小出監督がわかりやすく、一般ランナーに向けて書いてくれたマラソンの本です。こういったマラソンの本を読むとほんとに気付きが多く、なるほど!と感じる事だらけです。
当たり前なのですが、マラソンを走るとなると30km過ぎたあたりから誰もがしんどくなるのでそこまでにしっかり蓄えをつくっておきましょう、と考えることができますし、知っていない人もいないのでしょうが、それにはどうするかや練習方法だったり大会の取り組み方などほんとに文章で分かりやすく1つずつ説明してくれています。

とてもしっくりきたのが、マラソンのトレーニングでは『しっかり追い込むこと』と言う部分です。マラソンで大事なことは2つだけ
1、走りきる筋肉
2、心肺
これだけだそうです。そもそも42km走る筋力ないといけない前提で、後は心肺をしっかり鍛えること = ぜーぜーはーはー 言って疲れることをすることが大事、というものです。

階段のダッシュでもいいですし、心肺に負荷かけてぜーぜー言ってもまた走るというのが結局はトレーニングで、しっかり結果に返ってくるわけです。これはなるほどです、心肺のトレーニング、それと筋肉のトレーニング、分けて考えればいいわけです。吉田兼好法師ではないですが、いつもほんとに新しい分野や知らない分野では、「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」を感じます。

「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」=ちょっとしたことでも、知っている人がいるなら、聞くことで過ちは犯さずに済む。だからこそ「何事にも教えてくれる人はいて欲しいものだ」というような意味です。仕事は知っていても、マラソンのことはわかりません。webのことは多少知っていても、別の業界はまだまだわかりません。そう考えれば本だけではなくても、動画やテレビや雑誌など情報自体は世の中にあふれているのですが、マラソンを1、筋肉と2、心肺 とシンプルに教えることもまさに先達。伝える力そのものです。そういうわけで、今日も追い込んで階段をダッシュです。もうすぐ高槻シティハーフマラソン。

関連しているブログ記事一覧

自己紹介

好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

サッカー採用エントリー

固定ページ

RELATED

PAGE TOP