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読書感想文

麻生太郎の原点 祖父吉田茂の流儀

■ 麻生太郎の原点 祖父吉田茂の流儀

麻生さんのお祖父さんは元首相吉田茂、で小さいときにみた吉田茂首相の記録を麻生さん視点で読み解いているのがこの本です。
菅内閣になっても麻生さんは重要ポストにいますが、この本読んで政治家としての背景が何かわかるように感じます。最初に麻生さんを知るにあたってこの本をしっかり読めばどれだけお祖父さんの影響を受けたのか、また家庭の雰囲気や自分の意見を持つことや、これからの日本をどうよくするのかなど小さいときから思考の訓練をしっかりできているわけです。

そして子供ながらに大人の世界に入ったり大御所にも媚びずに意見を言うのが世界の当たり前の形だなど、要所要所が正に今の麻生さんなのです。営業マンなんかは商品よりもまず自分を売り込めと言いますし、自分を売り込んだ後に会社を売り込み、その後に商品を売り込む、と教育を受けた側からすると「付き合うに値するのか否か」から思考しないと政治家も営業も一緒だと、しみじみ思います。
外交などに関してで言えば、国と国との話し合いなど正にトラブルで揉めることが大前提での交渉になるので、小さいときから海外に出るとか政治の交渉を知るなどしないとこれは後天的に身につけるのは難しいなと、読めば読むほど感じるものです。

庶民目線の政治でないといけないのではないか。
「二十歳までに共産主義にかぶれない者は情熱が足りないが、二十歳を過ぎて共産主義にかぶれている者は知能が足りない。 ウィンストン・チャーチル」というように、無駄をはぶきながら庶民感覚での政治を心がけないとと思考したりもした20歳くらいまでですが、今になると庶民はアメリカのトランプさんやロシアのプーチンさんには負けます、数分で負けます。内政は100歩譲ってまだよしとしても、外交と言うのは家筋や小さいときの触れた文化などに大きく依存するように思います。

そう考えると麻生さんなんて超がつく優秀な人材、改めて思いました。

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