2027年、第27回奥熊野いだ天ウルトラマラソンの出走通算記録が届きました。こういうものが届くといよいよ来年の挑戦が近づいてきたんだなと実感しますし、嬉しい気持ちやワクワクする気持ちがある一方で、あの過酷な65kmの記憶が鮮明によみがえり、正直なところ絶望にも似た感情が湧いてきます(笑)。
果てしなく続く坂道、容赦のないアップダウン、悲鳴を上げる太ももやふくらはぎ、いつになったら終わるんやろうと思いながら、それでも一歩ずつ前に進むしかないあの時間。「なんで自分はこんな大会に申し込んだんやろ?」と走りながら何度も後悔したはずなのに、ゴールした瞬間にはすべてが達成感に変わり、時間が経てばまた挑戦したくなるのですから、人間の記憶というのは本当に都合よくできているものです(笑)。もっとも、今はまだ身体も走力も万全とは言えず、あの厳しいコースを思い浮かべると、どうしても弱気な気持ちが先に立ちますが、これから少しずつ練習を積み重ね、10kmやハーフマラソン、フルマラソン、トレイルランニングなどの大会に出場しながらコンディションを引き上げていけば、気持ちも徐々に変わってくるはずです。
そして、体力も走力も精神力も自分なりの最高峰にまで仕上がってくると、不思議なもので、あれほど恐れていた大会に対しても「いつでも来い!」という気持ちになり、雨が降ろうが嵐になろうが、どんな厳しい条件でも絶対に完走してやるぞという、根拠のある自信と覚悟が生まれてくるものです。マラソンの面白いところは、同じ大会、同じ距離でも、自分のコンディション次第で見える景色も気持ちもまったく違ってくることで、今は不安や絶望の方が大きくても、日々の積み重ねによってそれが自信に変わり、最後には挑戦すること自体が楽しみになってくる、その変化こそがランニングの醍醐味なのかもしれません。

まだ今はワクワク50%、絶望50%くらいですが、来年のスタートラインに立つ頃にはワクワク100%、そして「どんな坂でもかかってこい!」と言えるくらいの状態に仕上げたいと思います。
とはいえ、実際に走り始めたら、また途中で「もう二度と走らん!」と思っている可能性は十分ありますが(笑)。
走る前はワクワク、走っている間は後悔、走り終われば感動。そして、また走りたくなる。
これだからウルトラマラソンはやめられません。
