株式会社クレアネットの代表取締役ブログ

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信頼を失う人に共通するもの 責任を負わず、権利ばかりを主張する人間の危うさ

人間関係でも会社経営でも、長く付き合える相手とそうでない相手にはある共通した違いがあるように思います。それは能力の高さや知識の豊富さではなく、自分の行動に責任を持ち相手の立場や事情を理解しようとする姿勢があるかどうかです。世の中には、自分の権利や欲求には非常に敏感でありながらそれに伴う義務や責任には驚くほど無頓着な人がいます。自分の希望が通らなければ不満を述べ都合の悪いことが起これば他人や環境のせいにする一方で、自分自身の言動を振り返ることはほとんどありません。

しかし、社会というものは、自分の希望だけを押し通して成立するほど単純ではありません。例えば会社経営では売上を上げることも大切ですが、それ以上に資金管理や契約、支払い、従業員への責任など、守らなければならない基本があります。こうした仕組みを理解せず面倒だからと手続きを軽視したり自分の感覚だけで物事を判断したりすればいずれ大きな損失につながります。

しかも厄介なのはこうした人ほど問題が起きたときに、自分が何を間違えたのかを考えるよりも誰が悪いのかを探そうとすることです。これは家庭や友人関係でも同じでしょう。相手に理解や協力を求めるのであれば、自分も相手の事情を理解し、必要な負担を引き受けなければなりません。ところが、自分の希望は当然の権利として要求しながら、相手の趣味や価値観、時間や努力には敬意を払わない人がいます。

そのような関係では、最初は相手が我慢してくれていてもやがて信頼が失われていきます。信頼というものは、言葉で要求して得られるものではなく、日々の行動と責任の積み重ねによって形成されるものだからです。子育てについても考えさせられます。子供が社会に出てから他人の気持ちを理解し周囲と良好な関係を築けるようになるためには、親がすべてを代わりに解決するのではなく年齢に応じた経験を積ませることが必要でしょう。

友人との衝突、約束を守ることの難しさ、自分の思い通りにならない経験、失敗したときの悔しさなんかでいえば、こうした小さな経験を通じて人は少しずつ他人の立場を理解し、自分の行動に責任を持つようになります。

もちろん成長には個人差がありますし、発達特性や性別だけで人間の成熟度を判断することはできません。ただ、経験から学ぶ機会を奪い、何でも周囲が先回りして解決してしまえば、自分で問題に向き合う力は育ちにくくなります。
自分自身も、司法試験への挑戦と挫折、慣れない営業活動、転職、起業、従業員との衝突、資金繰りや借入金の返済など決して順調とはいえない経験を重ねてきました。しかしその都度、自分の考え方や行動を変えなければ前に進めない場面がありました。失敗そのものが人を成長させるのではなく、失敗を自分の問題として受け止め行動を変えるからこそ成長できるのだと思います。

そして経営者として特に警戒するのは、能力が不足している人よりも、自分の正当性を主張することに終始し責任を引き受けようとしない人です。能力不足は教育や経験で補える可能性がありますが、他責思考が固定化してしまうと、周囲の人間が際限なく負担を背負うことになります。人間関係も組織も、一方だけの我慢では長続きしません。自分の権利を主張する前に、自分は何を引き受けているのか。相手に理解を求める前に、自分は相手を理解しようとしているのか。結局のところ、人としての成熟とは自分の欲求を満たす技術ではなく、自分の責任を理解し他人と折り合いをつけながら生きていく力なのだと思います。

ある意味起業なんて保証ない世界ですが、最初からアウトサイダーに生きてきたし守るべきなど何もないゼロベースからスタートだったのでよかった気がします。
全部捨てても別にいいですし、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」なんて言葉もあるので、変に守ろうとするよりは討ち死にした方が結果いいように感じます、誰かが骨を拾うでしょうし。

自己紹介

趣味はマラソン、サッカー、御朱印集め。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく歩き、よく仕事し、よく経営する。常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を行う。勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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