夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)というのは、半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。櫻宮でも闘鶏神社でも熊野本宮大社さんでもやっています。
櫻宮では「茅の輪くぐり」があって、茅(ちがや)で作られた大きな輪をくぐって、無病息災を願います。2025年ももう半年が過ぎようとしているわけです、早い!
神社さんでは朔日まいりと言って、月の最初の日におまいりして今月1月の気合を入れる、というのをとある経営者さん方々に聞き、ことあるごとに朔日参りを大阪天満宮さんやいくたまさん、櫻宮なんかでしていたのですが、これはこれで非常にいいものでして、夏越大祓式も今年も半分何とか無事に来れたので、あと半分も頑張りますという決意表明にもなります。
「一回死んで生まれ変わって生きたのが今日の1日」と思うと、すごく充実して気合入るのと同じように、節目節目に反省と感謝、決意と謝辞を繰り返すことで人間牛歩でもましになるものと思います。
ストレス耐性が低くて精神的に幼くてプロ意識がほんとに低い仕事パートナーさんに振り回されてしまったとしても、ご縁がなかったし見抜く目がなかったと真摯に反省できるのは、このような夏越大祓式のような半年の反省で自省するときにしかできないものです。人間としての守備力や攻撃力は、若い頃のそのときしかできない理不尽経験のおかげで上がるものではと、善意や誠実さを見事に踏みにじられえることもまた経験、常にポジティブに。
人間驕らず日々反省日々反省です。