無くなった淀川橋梁（赤川橋梁）とおおさか東線延長

無くなった淀川橋梁（赤川橋梁）です。

歩道しかない橋なので、自転車か歩きで淡路のほうからこっちの赤川・毛馬のほうに来ることができたのはもう10年以上も前の話です。
そういえば赤川でサッカーあるときに上新庄からこの橋渡って来た記憶もあるのですが、遠い昔です。

情報が古いのですけど、この橋も今はおおさか東線延長に伴って大きな橋になりました。
城北公園駅からJR淡路へ行く、淀川を渡る線路の橋です。京都大阪間は競争あるから安いけど、競争力働かないJR路線は値上げ放題だから競争原理が大事、みたいな正論をずっと昔に聞いたことありますし、一面正しいと思うのですが、競争原理を持ってきた瞬間に田辺市から新宮に向かう紀勢本線は赤字なので鉄道がなくなります。いちおう白浜まではセーフとしても。

そんなわけで、赤川や毛馬、城北公園あたりは私鉄もないのですがJRさんが線路を延ばしてくれたので、なかなか楽しい路線になり、大阪まで開通しました。

狭い大阪にそんなに線路伸ばしてどうするの？とか思うこともあるのですが、白浜から新宮まで赤字路線採算あわないもの残してどうするの？という命題への回答が出ずらい以上、「稼げるドル箱路線」である東京大阪間の新幹線に直結する新大阪や、大阪玄関地の大阪駅からの発着を伸ばすのは当たり前、とも思ったりします。例えばAIとかChatGPTとかITでも起きてる現象ですが、進むと戻れない方向に行けば不可逆の変化というのがどんどん進みます。