鳥居駒吉さんが大阪麦酒というビール会社を1889年に吹田村に作り、そこから朝日麦酒になり、アサヒビールになり、スーパードライ、となっていくのですが、その元祖ビール工場がJR吹田と阪急吹田の間くらい、内環状線と片山神社の前にあります。
サッポロビールは北海道と箱根駅伝ファンには人気で、オリオンビールは沖縄中心で、じゃ大阪はどうかというと阪神平田コーチが「おつかれ生です」言ってたように、アサヒが多いような気もします。キリンも美味しいですけど。
で、アサヒビールの目の前にある片山神社さんは素戔嗚尊(すさのおのみこと)が主神です。
スサノオさんはヤマタノオロチをやっつける、強くてたくましい正義感あふれる神様なんですが、天照大神の弟ですが、粗暴が悪いので天上の高天原から追放されるというあらくれものだったりもします。
あと、神話に出てくる太陽の神様、天照大御神(天照大神・あまてらすおおみかみ)もいらすとやさんにありました。
片山神社は主祭神に素戔嗚尊、相祭神に天照大神なので兄弟仲良くまつられております。片山神社の裏にはいつの間にか大学ができていて、JR社員用の宿舎と線路はまだあって、勉強できる吹田図書館もまだあって、研修センターもまだあるのですが、20年以上経ってもこのあたりに来ると、若くて未熟だったけど夢あふれていた頃を思いだし胸が熱くなります。バイトしていた居酒屋さんがあってJRの社員さんが団体で来たりするのですが、
「兄ちゃんピッチャー!」
「へい」
「ピッチャーです」
「兄ちゃんピッチャーは?」
「ピッチャー桑田です」 のくだり、そういうのもまあいい思い出です。