浄土宗や浄土真宗と臨済宗（禅宗）

歴史の学びの中から言えば「禅問答を手掛かりに悟りの境地を開く臨済宗、貴族や武士に広まった」そして浄土宗や浄土真宗は民衆に広まった、と覚えてますが家を焼かれ家族を失い、その日生き残ることで精一杯の人子供や人には禅問答はありません、こんな苦しいのになぜ生きるのか、人を殺してでも生きる希望を持つにはどうすべきか、という究極の生死の部分を導くのが南無阿弥陀仏という言葉だったように思います。
歴史学者ではないのでこのへんはたくさん諸説あるのですが、生きるか死ぬかのときに座禅や禅問答はないのです。

仕事で近くに来たので再び妙心寺に来たのですが、中は通り抜けになっているので近くの子供たちや学生さん、近所さんが自転車で通ってて保育所もあって前に来たときに気付かなかったことが多々あったのですが、お寺によくある賽銭箱がなくて、推測ですが盗む人もおるのかなあと一気に現実に戻ってきた気になりました。当たり前ですが悪い人ばかりでもないけど、いい人ばかりでもないんです。