WEB制作会社 株式会社クレアネットの代表ブログ

経営を伸ばす・フィロソフィ

とある企業の、企業内研修費用の実態

ある晴れた日のイルカショーですが、向こうには公園と遠くには新幹線、見晴らしがよく春らしい陽気と楽しい日曜日、でしたが、イルカショーのお兄さんお姉さんはいつも「お母さんといっしょ」くらいの元気元気でこっちも元気にしてくれました。いろんな施設が自粛ですが空いている施設もあるわけで、これだけ陽気な季節と屋外で席を1つ空けて座るのはまだよしとして、列を1つあけないといけないのかななどの間隔にいろいろ思いますが、見れたのでまあOKと思います。

オリンピックを止めろとか、自粛しろとかいろんな声があるのは意見として当然知っています。確かにコロナで自身の生活が不自由を強いられたり経済的に困った状態になっているとのんきにオリンピックを楽しめないのも十分にわかります。金メダルを取ってもその感動を素直に喜べないのも今の状況なら想像できますし、同じようにこういった水族館とかイルカショーなんかもどうなのかという声も上がることも理解できます、ただ経済をとめることや公園内の水族館施設で十分な対策を行っているような場合や、屋外の施設も多い場合にはまあクリアできているのかというのも思います。

実際にそういった施設の運営を見て感じるだけでも十分にコロナ禍での経済や経営にも通じる部分があるのですが、コロナ禍の研修に関してという話で言えば、自社でも企業内研修というものがほぼできなくなりました。新入社員研修といった研修企業に訪問して1日研修を受けるようなサービスや、取締役・執行役員セミナーなどの1日研修や2日研修などもコロナ禍もあってそもそも開催が難しくなってできない連絡をもらったのでこれはいたし方ありません。

ちなみに費用ですが、こういった1日がかりの研修は費用は2万円~3万円くらいかかるので、2日研修を行えば単純に支払うコストが5万円、けど会社として研修時間は労働時間とみなせば2日分の労働対価を支払うので、2日分労働で1日2万5000円でも5万円とすれば合算して1人10万円のコストが2日で消えることになります。さらに2人いれば20万円です。

コロナ禍でよかったなと思うのは強制的な見直し期間が生まれるわけなので、20万円払っただけの対価が生まれたのかと考えた場合には明らかに「NO!」なんです。これは決して外部研修が悪いというわけではないですし、自分自身も参加してすごく興味深く楽しく意義ある内容でしたが受け入れる受講生側の資質のほうが真摯に受け止めて身にしないと有意義な時間も有意義にならないわけで、その部分の興味付けや意識などはしっかりしておかないとコストが有効になったとはいえないわけです。座額よりももっと体験型の研修のほうがいいですし、たとえば滝行とかはまだええかと。

あとは、研修も受けて受けっぱなしだと成果につながらないですし、研修中にチャット返してるような方もいますが、座額でやるとあれはだめです。いったんまっさらにして外部接続遮断して向き合わないと頭にも身にも入らないはず、ですし、本人に聞くと「知ってるからちょっと急ぎなんで仕事してました」とか言うので、改めて無駄金使ったなとまた確信するのですけど、爪はどこででも磨けるわけなので、これだけオンラインやテキストやマニュアルや動画や情報錯そうしている中で言えば、コストメリットがあるようにはなかなか感じずらい気がします。ついでに研修フォローでのレポート報告など仕組みが完成している内容もあるので、こっちのほうがいいはず、とかも含めて思います。

1日研修、2日研修で変わる期待を抱くほうが過度な期待でもあるのですけど、これはこれで採用リクルーティング側へのアピールが強い要素なんだろうと勝手に確信をしています。そのようなわけで、受講者に聞き込みや他社動向を経営者に聞いたりしながらわかったことは、「本人が行きたいから金銭面でサポートください」と主張すれば積極的な支援を行う、が最も効果的だということです。水を飲みたくないロバを水のみ場に連れて行ってもいい結果にならないのです。

そんなこともあって、民間でも国家レベルでも試験なんかはゴールがあることと、合格によって一定のレベル確保が証明になるのでまだ学ぶきっかけになると感じています。
外部研修を2人で2日参加、合計で20万円の出費することはもうないのですが、コロナ禍では強制的な発見、いい気付きを与えてくれます。

関連しているブログ記事一覧

  • 記事を書いたライター
  • 代表の新着記事
admin

株式会社クレアネット代表、好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。最近はよく打つ、バンカー苦手。文藝春秋の『Sports Graphic Number』大好き。

  1. 和歌山県の販促ツール作成支援補助金

  2. 社長は話好きなのでというので3時間コース

  3. クリスマスプレゼントとか、そういったプレゼントなど

  4. 経済評論家の父から息子への手紙~上位互換がいることで生物学的安心がある

  5. ネームコーリング効果とひのとり

  6. 一度経験すると選択肢に入ってしまう危惧

  7. 枚方樟葉の太田実業株式会社さん

  8. 大阪のスタートアップ発展支援プロジェクト、RISING!

  9. オンボーディングで必須事項と情報取得

  10. 紫式部の源氏物語まんが版

自己紹介

好きなことはマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく経営する。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

サッカー採用エントリー

固定ページ

RELATED

PAGE TOP