ちはやふる!会社に全巻置いてます、週刊少年ジャンプのような熱い熱い漫画で、競技かるたで瑞沢高校と主人公の千早が次々と強敵を倒していく一方、幼馴染の太一と新の千早への想いという恋愛も入った面白い漫画です。
その競技かるた、聖地がここ近江神宮の近江勧学館で行っているというのでおまいりの途中、ちらっと寄りました。
ちなみに、近江勧学館では高校や大学かるた選手権やってまして、何気なくトーナメントみましたが和歌山は桐蔭高校、大阪は茨木高校、奈良は奈良高校、滋賀は膳所高校といった感じで、偏差値高い高校ばっかりなのは「まあそんなもんですわな」感があるものの、田辺高校にはかるた部なかったので推して図るべしというか、ちはやふる読むまで競技かるたも近江神宮も知らなかったのでまあそんなものです。
あと百人一首はいろんな人出てきますが、
怨霊となって恨み辛み全開の崇徳天皇と、菅原道真公の有名な東風吹かばはもう置いておいて、もう1つの風情ある紅葉の錦の歌はなんか好きですが「かみのまにまに」の響きがいいかもしれません。
ビーズのLADY-GO-ROUNDに出てくる「かみのまにまに」の印象が強いからと「紅葉の錦」がおしゃんです。
・瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 崇徳天皇
・このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 菅原道真公
崇徳天皇、実は叔父子だったとか噂もあって兄弟の後白河天皇と仲が悪く、やがて保元の乱になりますが負けた崇徳天皇は四国に島流しされて一生を負えます。
そこで恨みつらみと化けて出てやるで~言うて亡くなったのですが、後白河天皇からすれば実の兄貴が死んで「お前に化けて出たるで」言われたらそりゃ、人生も政治も悩んで熊野詣に33回行く気がします。自分なら倍の66回行って「兄ちゃんごめん、時代が時代やし仕方なかってん。あと50年経ったらそっち行くからちょっと待って」とか祈りそうに思います。(勝手な推測)